上図のように冷蔵庫と食器棚の間にすき間があって、そこに分別ゴミ箱を置きたいというニーズは少なくありません。
そんなときは縦型の分別ゴミ箱(新輝合成「ユニード分別3段」など)を置くのが一般的です。しかし、それでは容量が少ない、ゴミを入れにくい、袋が掛けにくいといった不満を感じることもあります。
同様のケースで、冷蔵庫の側面に吸盤式のフックを取り付けて、ゴミ箱を引っ掛けるというアイディアで乗り切ったことがありました。でも、この方法では大きめのゴミ箱だと不安定だし、フタ付きが良いと言われても難しいんですよね。
その点、このたび発売されたCURVER(カーバー)の分別ゴミ箱はとても素敵だと思います!
※この記事は2022年12月26日時点の情報に基づいています
CURVER・分別ダストボックス
今回ご紹介するCURVER(カーバー)の分別ゴミ箱は上写真の通り積み重ねて使えるようになっています。
とは言え、IKEAの「SORTERA(ソルテーラ)」のように同じ底面積のものを積み重ねるわけではありません。5~30リットルのサイズ展開となっており、大の上に小を乗せるかたちとなります。
壁に引っ掛けることができる
積み重ねるだけでなく、壁に引っ掛けることもできます。付属のフックを壁に取り付け、そこにゴミ箱を掛けるかたちです。
ただし、石膏ボード壁用ではなく、木ネジで留めるようになっていると思われます。石膏ボード壁に取り付けたい場合は、まずアイワ金属の「STAND BAR(スタンドバー)」などで板を壁に設置して、そこにフックをネジ留めすれば良いでしょう。もちろん、ボードアンカーを使ってもOKです。
ともあれ、こうして壁に掛けることで、それぞれのゴミ箱が独立して使いやすくなります。また、ラックなどが不要なのでスペースに無駄がないというのもメリットだと思います。
サイズラインナップ
容量 | サイズ(cm) | 品番 |
---|---|---|
5L | W25×D19×H20 | CV-50 |
10L | W25×D19×H33 | CV-60 |
20L | W25×D37×H33 | CV-70 |
30L | W25×D37×H55 | CV-80 |
カーバーの分別ダストボックスは上表の通り4サイズ。すべて幅は25cmで統一されており、奥行は2サイズ、高さは3サイズとなっています。
カラーはホワイト(1)、グレー(2)、ブルー(3)、グリーン(4)の4色展開となっています。それぞれサイズ別の品番(CV-50など)の末尾に色番号が付くかたちとなります。
なお、すべて100%リサイクル原料を用いたポリプロピレン製です。
CURVERは1949年にオランダで創業し、1990年代にRubbermaid(本部:アメリカ)傘下となったものの、2005年に同業のKeterグループ(本部:イスラエル)の傘下になっています。日本では知名度が低いですけど、デザインが素敵です。
しかも、今回ご紹介した分別ダストボックスは積み重ねできるだけでなく、壁に引っ掛けることもできて機能的。おまけに100%リサイクル素材でサステナブル。価格は安くありませんが、使いやすい分別ゴミ箱を探している方にとっては良い選択肢の一つとなるのではないでしょうか。
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