冷蔵庫内や引出しの小物整理に便利な浅型トレー!カインズ「スキットK」

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カインズホームの「Skitto(スキット)」は、小物の収納に便利なだけでなく、連結することもできるABS樹脂製の小箱です。100均のプラ箱に比べれば高価ですが、グッドデザイン賞を受賞したのも納得のシンプルなデザインで、5つのサイズバリエーションが揃っているので使い勝手が良いと言えます。

そのスキットにさらにまたサイズバリエーションが増えるという話もあるのですが、それとは別に、スキットの名を冠する新しい商品が発売されました。「Skitto K」という商品です。

※この記事は 2017年8月4日時点の情報に基づいています(2024年3月24日一部更新)

 

カインズ/整理トレーSkitto K

カインズホーム・整理・冷蔵庫トレー スキットSkitto K Lサイズ

出典:カインズ

「Skitto K」(以下、スキットK)は「整理・冷蔵庫トレー」と書かれている通り、単に小物整理トレーというよりは冷蔵庫の中で小物を収納するのに使うことを念頭に置いているようです。

100円ショップで販売されている冷蔵庫収納用のトレーは浅くて小さなお盆のようなものが多いです。その点、スキットKなら高さが45mmあるので、100円ショップのものよりは冷蔵庫で小物を収納するのに使い勝手が良さそうです。

ただし、スキットKは短辺が基本的に85mmで統一されており、これは佃煮の小瓶に比べるとかなり大きく、ジャムの大瓶にちょうど良いくらいの大きさです。大瓶を収納するにはちょっと浅いと感じるため、個人的にはあまり冷蔵庫の収納には適さないのではないかと思います。

一方で、引出しの仕切りとして使うには悪くないかもしれません。しかしながら、同じような寸法のプラ箱は100円ショップにもありますので、敢えて割高なスキットKを選ぶ意味は薄いように感じます。

なお、スキットKには上写真のような透明のケースが4サイズのほかに、ホワイト系のスライド整理トレーが1種あります。

2024/03/24追記:スキットKは2019年末から翌年1月頃に掛けてリニューアルされました。従来はクリア色のABS樹脂だったところ、現在はホワイト色のPET樹脂に変更されています。一部サイズは価格が少し上がりしましたが、PET樹脂のほうがコストが高いので致し方ないでしょう。

従来のSkittoとの比較

従来のスキットと新商品のスキットKを比較すると、いくつかの違いがあります。まず、スキットは吉川国工業所(ライクイット)が日本で作っていますが、スキットKは中国製となっています。

そのほか、サイズや価格の違いは下表の通りです。

スキット
サイズ(mm) 税込価格
SS W70×D142×H152 298円378円
スリム W70×D282×H152 398円448円
S W140×D142×H152 398円448円
M W140×D212×H152 498円548円
L W140×D282×H152 598円648円

※上記は2017年8月時点のラインナップ。2023年3月24日時点ではハーフも含めて全13サイズに増えています。価格は2023年3月24日時点に更新済み。

スキットK
サイズ(mm) 税込価格
S W85×D85×H45 148円298円
M W85×D170×H45 198円348円
L W85×D255×H45 298円498円
LL W170×D255×H45 398円698円
スライド W265×D265~445×H45 980円1,080円

※価格は2023年3月24日時点に更新済み。

底面積で言うと、スキットのSSサイズとスキットKのMサイズ、スキットのスリムサイズとスキットKのLサイズ、スキットのMサイズまたはLサイズとスキットKのLLサイズサイズが近いと言えるでしょうか。

また、スキットKの高さはスキットの1/3程度と言えますが、同程度の底面積のもの同士を比べても一概にどちらが安いとも高いとも言えない感じです。このあたりは逆にスキットしませんね(苦笑)

2024/03/24追記:スキットKは後から発売されたスキットハーフの半分より少し高いくらいです。ですが、総じて日本製のスキットハーフのほうが少し安く、スキットKを選ぶメリットは薄く感じられます。

 

スキットKのサイズ感は、以前に紹介しましたDCM「ズレにくい整理ケース」(販売終了)に似ています。つまり、どこのホームセンターにでもあるようなものということですね。そんなわけで、スキットKにはスキットが登場したときほどの感動はありません。

しかしながら、もっとサイズバリエーションが豊富になるようなことがあれば、使い勝手が良くなることは間違いないです。今後、スキット同様にスキットKにもサイズバリエーションが増えることを期待したいと思います。

2024/03/24追記:結局、スキットKはリニューアルしてもあまり売れなかったように思います。サイズバリエーションも増えません。結局、100均との競争に負けたと言えるでしょう。

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