リビングダイニングをスッキリ片づけたいという方は多いと思います。なのに、収納スペースを確保するために3段カラーボックスを買ってきちゃったりするのです。
もちろん、ケースバイケースなので必ずしもカラーボックスがダメというわけではありません。しかし、スッキリした感じにしたいなら、片づけやすい仕組みを作り、床を広く見せるということがもっとも大切なのです。
家具を置くのではなく、壁にウォールシェルフなどを取り付けてチョイ置きスペースを確保するというのも方法のひとつです。テーブルやカウンターの天板面にゴチャゴチャ置かなくて済みますし、カラーボックスのように床に置かないので床が広く見えます。
このたび平安伸銅工業が発売した「LABRICO(ラブリコ)ナゲシレールブラケット」を使ってみるのも良いかもしれません。
※この記事は2019年2月20日時点の情報に基づいています(2023年8月30日一部更新)
平安伸銅工業・LABRICOナゲシレールブラケット
平安伸銅工業のラブリコと言えば、ツーバイフォー材を手軽に突っ張るなどして使えるDIYパーツのシリーズです。私は試作段階で拝見させていただきましたが、当時はまさかここまでの大ヒット商品に育つとは夢にも思いませんでした。
ともあれ、そのラブリコのブランドを冠して今回発売された新商品「ナゲシレール ブラケット KXO-210」はワンバイフォー材などを長押(なげし)のように壁に取り付けられるDIYパーツです。ラブリコって突っ張るだけじゃなかったんですね!
石膏ボード壁への取付けOK!
「LABRICOナゲシレールブラケット」は木質系壁もしくは石膏ボード壁に取り付けできるようになっています。石膏ボード壁に取り付ける場合の手順は上図もしくは下の手順の通りです。
- 取り付け位置を確認してマステを貼る
- 取り付ける板の端から5cmの位置にフックを付属のピンで固定
- ホルダーをフックに差し込み、ホルダーの両面テープの剥離紙を剥がす
- 用意した板を両面テープに貼り付け、ホルダーごと抜いて、ホルダーを板にネジで留める
- 再度、ホルダーをネジ留めした板をフックに差し込んで完成
なお、取り付ける板は長さ最大91mm×厚み15~19mmまでとなります。また、耐荷重は10kgまで。板が15mmよりも薄いとネジの先が飛び出してしまう恐れがあります。逆に厚すぎると重くなってほとんど何も掛けることができません(苦笑)
ワンバイ材なら厚みはマックスの19mmです。そのほか、ホームセンターで販売されているカラーボード(化粧合板)やパイン集成材は厚み18mmのものが多いのでちょうど良いですね。
縦使いもOK!
長押と言ったら普通は横向きですが、「LABRICOナゲシレールブラケット」は縦向きに取り付けることもできるそうです。上写真のようにハンディ―クリーナーも掛けられるというのは賃貸住みにとってありがたいですよね。
専用パーツが続々登場の予感!?
「LABRICOナゲシレールブラケット」は税込548円604円というお手頃価格です(2019/02/19現在2023/08/30現在、アマゾン)。それだけでも「ちょっとDIYしてみようかな?」と心くすぐられるのですが、上写真を見ると今後、専用のスチールワイヤー製フックなどが続々登場しそうな予感です。
ラブリコはツーバイフォー材を突っ張るためのDIYパーツだと思っていましたが、今回発売されたナゲシレールブラケットがヒットすれば、また違ったイメージになっていきそうです。いや、これはヒットすればってなものではなくて、大ヒットになるんじゃないかと思います。ワンバイ材くらいの板を簡単に壁に取り付けることができたら、ネジでしか取り付けられなかった色んなモノを使えるようになりますからね。
スティッククリーナーはもちろん、リモコンや電源タップ、電話機、無線ルーター、スピーカー、ブラケット照明などなど。板の色や素材を工夫すれば、それ自体がインテリアになるかもしれません。
今回ほぼ同時に、平安伸銅工業はアマゾンの新エコードットやグーグルホームmini用の壁掛けホルダーも発売しています。まさに飛ぶ鳥を落とす勢いですねー。
2019/02/22追記
「シェルフ」や「ハンガー」も販売開始していました。
2019/03/05追記:
本日、「LABRICO ナゲシレール」発売がプレスリリースされました。半月もフライングしちゃいましたね(苦笑)
ナゲシレールには先日販売開始された、塗装済みの純正パイン集成材を使っても良さそうです。
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