ニトリ、IKEA、マナベで!予算5万円で買えるダイニングセット比較

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ダイニングセットで5万円くらいというのは、一般的に安物というのがこれまでの常識でした。インドネシアやマレーシアからの輸入品で、品質はかなり雑、もちろんデザインも野暮ったいものばかり。

ところが、最近はちょっと事情が変わってきたように思います。5万円くらいでも割りと見た目にアリな感じのものが増えてきました。

そこで、今回は予算5万円で買えるダイニングセットをニトリ、IKEA(イケア)、マナベインテリアハーツの取扱商品の中からピックアップしてみたいと思います。

2023年8月22日更新。もともとシマホ(島忠ホームズ)を含めた3店の比較だったのですが、シマホがニトリ傘下になった影響からか、シマホの5万円以下で適当なダイニングセットがなくなってしまったので、マナベインテリアハーツに差し替えました。

 

ニトリ・ダイニングテーブル5点セット

まずはニトリから。ダイニングセット「4LEG SI01 S 120/SI01A LBR) 」(税込48,900円)はテーブルトップがビーチ突板、チェアのフレームもビーチ材で、非常にオーソドックスかつナチュラルテイストのダイニングセットです。

ビーチ材は硬くてキズがつきにくいだけでなく、木目がほとんどないので無難にインテリアをまとめやすいです。カジュアルではありますが、安っぽさはないと思います。ダーク系のMBR色、ベンチを含めた4点セットもあります。

 

ニトリ・モダンダイニングテーブル+イスセット

お次はニトリの「モダンダイニングテーブル+イス セット 120×75cm(オーク NA)」(税込41,900円)です。こちらもオーソドックスなスタイルでありながら、天板にオーク突板を使っているため木目がキレイに見えます。なお、チェアはラバーウッド(ゴムの木)です。

こちらはニトリの店頭では扱っていません。ニトリが企画した商品ではなく、メーカーから提案を受けて仕入れ販売しているものと思われます。

IKEA・VANGSTA  / JANINGE

IKEA・VANGSTA ヴァングスタ / JANINGE ヤニンゲテーブル&チェア4脚, ホワイト/ホワイト, 120/180 cm ¥42,990

出典:IKEA

続いてIKEA(イケア)を見てみましょう。「VANGSTA ヴァングスタ / JANINGE ヤニンゲ
テーブル&チェア4脚」(税込42,990円)はメラミンシート貼りのテーブル(ヴァングスタ)と強化ポリプロピレン樹脂の椅子(ヤニンゲ)の組み合わせです。

私もオフィスでヤニンゲを使ってますが悪くないですよ。積み重ねできるので持ち運びが容易なのもメリットです。ヴァングスタは伸長式で120~180cmに伸縮できます。カジュアルなホワイトインテリアにはピッタリではないでしょうか。

 

IKEA・LISABO / NORDMYRA

IKEA・LISABO リーサボー / NORDMYRA ノールドミーラテーブル&チェア4脚, ホワイト/ホワイト バーチ, 140x78 cm ¥48,990

出典:IKEA

ヴァングスタ+ヤニンゲの組み合わせではちょっとカジュアルすぎると感じる場合は、「LISABO リーサボー / NORDMYRA ノールドミーラ テーブル&チェア4脚」(税込48,990円)はいかがでしょうか。リーサボーは天板がアッシュ突板、脚がバーチ無垢のテーブル。ノールドミーラはバーチ無垢のフレームに背座が高圧メラミンシートの椅子となっています。

組立品の椅子ですから耐久性はともかく、ナチュラルでもスタイリッシュな印象が素敵だと思います。

 

マナベ・ブルーノ

最後にマナベインテリアハーツのダイニングセットを見てまいりましょう。「ダイニング5点セット ブルーノ 幅165cm」は税込45,100円という価格ながら幅165cmと大きなテーブルの組み合わせで重厚感のあるデザインです。テーブル天板はウォルナットまたはオークの突板、チェアはラバーウッドとなっています。

テーブルサイズ違い、ベンチとの組み合わせなども選ぶことができます。

 

マナベ・アンリ

マナベの「ダイニング5点セット アンリ(パッチワークチェア)」(税込46,332円)はチャールズ・イームズがデザインしたシェルチェアをリプロダクトした椅子を組み合わせたダイニングセットです。シート部をパッチワーク風にすることでよりカジュアルな印象に仕上がっています。

テーブルとチェアの脚にはビーチ材が使われています。既視感のあるデザインでオシャレっぽく見えますね。

 

以上、ニトリ、IKEA、マナベで予算5万円で買えるダイニングセットを2点ずつピックアップして比較してみました。個人的にはほぼ予想通りの結果という感じです。

この記事を最初に書いた2018年当時はニトリでも5万円のダイニングセットの選択肢は豊富でした。しかし、物価上昇で2023年現在はロクな選択肢がなくなったと感じます。

IKEAは2018年当時も現在も、全然安くないと思いますね。品質も耐久性も低いものを自分で運んで組み立ててこの価格かと思うと、むしろ非常に割高感があります。デザイン性の高さは認めますが、品質や耐久性の低さ、安全性軽視の姿勢を改善しないと、日本人にはもはや受け入れられないでしょう。

マナベは今回ピックアップしたブルーノは目玉商品だなーと思いますが、全体としてはニトリより高価格帯が多い印象ですね。また、ナチュラルで無難なのはニトリ、逆にマナベはブルックリンテイストなどが多い感じがします。客層がニトリに比べると若いことが影響しているのでしょう。

なお、今回ピックアップしたセットのテーブルはすべて4本脚ですが、短辺側に座ることがなければ2本脚を選ぶのも良いでしょう。そのほうが離着席の際にテーブルの脚が邪魔にならないからです。テーブルサイズも含めてニーズに合うものを選ぶようにしてください。

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コメント

  1. ワダヤスコ より:

    お値段は五万以上ですが、ニトリのリビングダイニングセット(ロレインMBR/BR)のような、椅子を直角(L字)に配置するダイニングは、使いやすいのでしょうか?

    • 収納マン より:

      ワダヤスコさま

      はじめまして^^

      ニトリのリビングダイニングセット(ロレインMBR/BR)のようなコーナータイプのリビングダイニングセットは昔からありますね。
      今も取り扱われているということは、変わらず需要があるということでしょう。

      さて、椅子を直角(L字)に配置するダイニングは使いやすいか否かについて、以下にメリットとデメリットをまとめたいと思います。

      【メリット】
      ・椅子を向かい合わせに設置するのに比べて短辺側はコンパクト
      ・ベンチシート下やテーブル下が収納になっているものが多い

      【デメリット】
      ・テーブルが小さいことが多い(幅1200mm以下)
      ・角で隣り合う人で天板を取り合うことになりがち
      ・奥(角側)から順に座る必要がある
      ・掃除がしにくい

      設置スペースが細長い場合や2人で使用する場合はメリットを享受しやすいと言えますが、3人以上で使う場合はやはりテーブルの短辺側で狭さを感じるでしょう。
      ちなみに、大人一人が食事をするのに必要な幅は一般的に60cmとされています。

      また、収納スペースを少しでも確保したい場合は便利かもしれませんが、そうでない場合は座り心地の悪さを感じることが多そうです。

      よって、個人的には特殊なケースを除いてはあまり良い選択肢とは思えませんね^^;