2024年4月23日(火)から最長25日(木)にかけてサーバーの更新を予定しています。その間はコメントがうまく投稿or返信できない可能性があります。

カモ井「mt CASA」廃番!白マステならbasicかLIVINGかfotoで

当ブログは広告を掲載しています。詳細はこちら

カモ井加工紙・マスキングテープ mt CASA 50mm 50mm幅×10m巻き マットホワイト MTCA5086

私がこれまで愛用していたカモ井加工紙のマスキングテープ「mt CASA 50mm幅×10m巻き マットホワイト MTCA5086」がナント、廃番になってしまいました。壁紙に何かを取り付けたり、壁を養生するなど、家じゅうで大活躍していたので、廃番となること自体がまったく信じられませんでした。

幸い、手元に在庫はあるものの、それがなくなってしまったらどうしましょう!わらにもすがる思いでカモ井加工紙のホームページから問い合わせてみたところ、的確なご回答をいただけたのでシェアしたいと思います。

※この記事は2023年5月15日時点の情報に基づいています

 

後継品は「mt basic」

カモ井加工紙のマスキングテープ「mt CASA」後継品は「mt basic」

カモ井加工紙のマスキングテープ「mt CASA」シリーズは廃番となり、後継品は「mt basic」シリーズとなります。”粘着剤は同じアクリル系”ということで、塩ビ壁紙に貼る際のリスクは同程度と言えます。個人的にはほとんど壁紙を傷める心配はないと考えています。

従来品は10m巻きでしたが、mt basicは7m巻きです。ステルス値上げという感じもしますけど、このご時世ですからまあしゃーないですわね(苦笑)

なお、マットホワイトの50mm幅の品番は「MT5W208」となります。

 

実は「mt foto」も同じ粘着剤&紙質

カモ井加工紙のマスキングテープ「mt CASA」と「mt foto」は同じ粘着剤&紙質

カモ井のマステには「mt foto」というガムテープのような大巻(50m巻き)のマステがあります。スタジオ撮影用のシリーズということですが、実はmt CASAと同じ”アクリル系粘着剤で同じ材質”だそうです。

私のように頻繁に使うならもはやプロですから、mt fotoを使えば良いってことですね。mt basicよりもメートル当たりのコスパが優れています。ただし、mt basicよりも薄いような気がします。

 

もしくは「mt CASA LINING」を使用

カモ井加工紙のマスキングテープ「mt CASA LINING(下貼り用)」

私のように壁紙に貼る用途なら「mt CASA LINING(下貼り用)」でもOK。こちらも”同じアクリル系粘着剤を使用していますので、塩ビ製壁紙への影響はどちらも同じくらい”とのこと。

ただし、詳しくは後述しますが、紙質はmt CASAとは異なります。

 

模様替えなら「mt CASA FLEECE」

カモ井加工紙「mt CASA FLEECE」 230mm幅x5m

ちなみに、「mt CASA FLEECE」というシリーズがありますが、こちらは下貼り用ではありません。広い面を模様替えできるように230mm幅×5mという大判サイズになっています。

FLEECE(フリース)と言ってもユニクロなどで売っているジャケットの素材ではなく、紙のように薄い不織布のようです。そのため、壁に貼ったときにシワになりにくく、多少の不陸は抑えることができます。

 

ぜんぶ買って比較してみた

カモ井加工紙のマスキングテープ「mt basic」「mt CASA LINING(下貼り用)」「mt foto」「mt CASA FLEECE」

聞いた話をそのまま鵜呑みにするのは私の性分ではないので、ぜんぶ買って試してみることにしました。一番左端の従来品の「mt」は参考品。そこから右に向かって、「mt basic」、「mt CASA LINING(下貼り用)」、「mt foto」、「mt CASA FLEECE」です。

2×4材に貼って比較してみた

カモ井加工紙のマスキングテープ「mt CASA」「mt basic」「mt CASA LINING(下貼り用)」「mt foto」

「mt CASA」(廃番品)、「mt basic」、「mt CASA LINING(下貼り用)」、「mt foto」の4種類を実際に貼って比較してみました。

いずれも粘着剤は同じと聞いた通り、確かに貼り心地はまったく同じです。また、mt CASAとmt basicはまったく同じ紙質で、色も同じマットホワイトです。

mt fotoは同じ紙質とは聞きましたが、わずかにシボが入っているように見えます。mt basicより薄いからそんな風になるのかもしれません。また、マットホワイトではなくホワイトなので白さが際立っています。

mt CASA LININGの紙質はまったく別物です。和紙ではなく洋紙だと思います。剥がそうとするとシールのように破けてしまうことがあります。また、和紙と違って伸び縮みしないので、シワが生じやすいかもしれません。あくまで下貼り用で、表に見えるところに使うのは避けたほうが無難でしょう。

FLEECEはもっと別物

カモ井加工紙のマスキングテープ「mt CASA FLEECE」 と「mt CASA」

「mt CASA FLEECE」はもっと別物です。不織布のため厚手で(と言っても1mm以下)、これだけの大判にもかかわらず貼ってもシワになりません。すごく貼りやすいです。ただし、2×4材の節や木目を一発で隠してしまえるほど目隠し効果はありません。

プリントに貼って比較してみた

カモ井加工紙のマスキングテープ「mt CASA」「mt basic」「mt CASA LINING(下貼り用)」「mt foto」「mt CASA FLEECE」プリントに貼って比較してみた

本当に同じ粘着力なのかを確認するために文字をプリントしたコピー用紙に貼って比較してみました。しばらく放置してから剥がしてみたところ、いずれも粘着面に文字移りはなく、また同程度の剥がしやすさでした。

ちなみに、和紙でできている従来品のCASA、basic、fotoは油性ボールペンで文字が書けましたが、CASA LININGとFLEECEは光沢紙に文字を書く感じで上手く書けませんでした。

 

まとめ

  • mt CASAの後継品はmt basic
  • コスパを求めるならmt CASA LININGまたはmt foto
  • 下貼り用ならmt CASA LINING
  • それ以外ならmt foto(薄いため)
  • 模様替えならmt CASA FLEECE

というわけで、今回比較したmt basic、mt CASA LINING、mt foto、mt CASA FLEECEはいずれも同じ粘着剤で、塩ビ壁紙に貼ったときのリスクは同程度に少ないと考えられます。

従来のmt CASAと同じ使い勝手を求めるなら、無難に後継品のmt basicをチョイス。

下貼り用でコスパを重視する場合は20m巻きのmt CASA LINING。

mt fotoは少し薄いので下貼りとして使うにはあまり適さないかもしれません。ただし、コスパは良いので下貼り以外には気軽に使いやすそうです。

mt CASA FLEECEはほかの3種類とはまったく別物で、壁紙の広い面をイメチェンするのに使ってもらうと良いと思います。

たまに使う程度なら「ベーシック」
あくまで下貼り用でコスパ重視なら「リビング」
プロ並みに大量に使うなら「フォト」
広い面に貼って模様替えするなら「フリース」

関連記事

我が家の「カモ井のマステ」活用事例10選!配線収納や壁紙のキズ防止に
カモ井加工紙の白いマスキングテープ(mt CASA 50mm幅&100mm幅)は私にとってマストアイテムです。粘着式のフックを壁紙に貼り付ける際や、配線を固定する際、壁紙のキズ防止のためなどに使います。
ホッチキスvsマステvsくりぴた!賃貸の壁紙にリモコンを貼り付ける最適な方法は?
賃貸住宅のビニル壁紙にリモコンホルダーなどを貼り付ける方法は、ホッチキス、マスキングテープ、くりぴた接着剤のどれを使うのが最適か?それぞれのメリットとデメリットを精査し、壁紙の損傷リスク、施工性、コストの3点で比較してみました。
幸せすぎ!「山崎実業towerカタログギフト」でマステホルダーをゲット
山崎実業のtower(タワー)シリーズの商品が選び放題の「オリジナルwebギフトカタログ」をゲットしました!選ぶ時間がめちゃ幸せで、「マグネットマスキングテープホルダー tower ホワイト3903」が届いたらもう1回幸せ!最高です!
ツヤ消しで目立たない!猫用「壁紙保護シート」はベッド横やキッチンにもOK
オリジンツリー(BOOMIE)の「壁紙保護シート」を試してみました。本来は猫用ということですが、ベッド横の壁紙に皮脂やジュースの汚れやキズが付くのを防ぐのに使ったり、キッチンの周りに貼っても良いと思います。

コメント