収納マンのいちおしメタルシェルフ「ルミナスラック」に新シリーズが登場しました。その名も「フィールラック」。ポール径19mmですが、従来品よりも耐荷重を抑えることで低価格を実現しつつ、サビに強いクリアコーティングだけは譲れないというこだわり仕様です。
※この記事は2016年6月28日時点の情報に基づいています
ドウシシャ・ルミナス「フィールラック」
25mmレギュラーと19mm廉価版のイイトコ取り?
上表は25mmレギュラーと19mm廉価版(ルミナス互換ホームラック)と新シリーズのフィールラックを比較したものです。一番大きな特徴は前述したとおり、クリアコーティングありで耐荷重性能は従来品(19mmライト)より小さいということです。また、ポールが肉薄で棚板のワイヤーが従来品より1本少ないことで軽くなっています。そういうわけで価格も安く提供できるということです。
そういうわけなんですが、ややこしいことに上表は、25mmレギュラー、フィールラック、19mm廉価版の比較です。改めて下に、19mmライト、フィールラック、19mm廉価版の比較表を作成してみました。
19mmライト&廉価版との比較
シリーズ | 19mmライト | フィール | 19mm廉価版 |
---|---|---|---|
クリアコーティング | あり | あり | なし |
ポール径 | 19mm | 19mm | 19mm |
1段あたり耐荷重 | 150kg | 80kg | 80kg |
ラック本体重量 | 不明 | 7.1kg | 7.5kg |
税込販売価格 | 9,380円 | 5,378円 | 4,298円 |
どうして19mmライトではなく25mmレギュラーと比較したのか不思議でしたが、25mmレギュラーよりも19mmライトのほうが値段が高いのですね。スペック的にはレギュラーのほうが高価であるはずなのに、ロットの問題でしょうか(レギュラーのほうが生産本数が多いと考えられる)。
まあつまるところ、フィールラックは従来品の19mmライトの半値近くで買える。19mm廉価版の25%アップでクリアコーティングになると言えます。個人的にはこれはなかなか魅力的だなーと思いますね。
フィールラックのラインナップは10種類
ルミナス・フィールラックとして紹介されているのは現在、3段と4段の2種類だけですが、実際には上記の通り他にもあります。
フィールラックのテーマカラーが従来の19mmライトと同じでピンクなのですごく分かりにくいんですけど、フィールラックは全部で10アイテムということになります。
ちなみにもうひとつややこしいのが、従来から存在する19mmフィールテンションラック。これはクリアコーティングとは記載されていないんですよねー。ルミナスラックと言えばクリアコーティングが当然だということで記載を忘れたのか。はたまた仕様が違うのに新しいシリーズに「フィール」を冠してややこしいことになってしまったのか。よく分かりませんが、もうちょっと分かりやすくして欲しいですね。
今回新登場したフィールラックは従来の19mmライトシリーズのパーツと互換性があり、組み合わせて使えるそうです。
私の場合、クライアント宅などで押入れや物入れを片づける際に19mmシリーズを使うことが多いです。棚板の幅も奥行も5cm刻みでサイズバリエーションが豊富なので、押入れなどの空間を無駄なく使うことができるからです。
ただ、キャスター付きにして何台も投入すると結構高くつきます。その点、フィールラックなら安く済ますことができそうです。現在はまだサイズバリエーションが少ないですが、もっと増えるとすごく良いなーと思います。
というか、19mmシリーズにそんなに耐荷重性能を期待する人なんていないと思うので、どうせなら19mmシリーズはフィールラックの仕様に合わせちゃったほうが、消費者にとって分かりやすいしお得なんじゃないかなーと思うんですが。まずは今回投入されたフィールラックの売れ行き次第でしょうか。
コメント
収納マンさま
クリアコーティングがされているなら、キッチンで使うのにピッタリですね。安く購入できるっていうのも、スゴいです。
しかしながら、レンジ台はスライドテーブルや、ネットなど、自分にとっては必要のない機能がついているので、選択はしませんね。
幅奥行ともに50cm位の普通のシェルフがあればいいなと思います。
アイテムの充実、ぜひお願いしたいです(^人^)
ぼおこさま
こんにちはー^^
さすが、おっしゃる通りですね!
私もどうもこういう「ザ・レンジ台」みたいな形は好きになれないです。
ワンルームでの一人暮らしだったら使いやすい組み合わせかもしれませんけど、ワンルームだったらレンジ台だけでスペースを占領しちゃうのもどうかと思いますし、普通に棚4~5段で良いんじゃないのと思います^^;