IKEA「ロースコグワゴン」にハンドルが付いたキッチンワゴンをお試し

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最近はIKEAの「RÅSKOG(ロースコグ)」に似たワゴンが巷に溢れ返っています。ニトリでもよく売れているようで、「トロリ2」にバージョンアップしてカラーバリエーションが5色に増えました(2023年6月20日追記:現在は「トロリ3」となり10色展開)。

IKEAのロースコグワゴンは発売から3年以上経つと思うのですが、世間に広く認知されるまで時間が掛かるものですね。私の妻も今頃になって「こういうのを実家に置いたら良いと思うんだけど」と言い出してちょっと驚きました。

そんなところに、楽天市場で販売されている「ロースコグもどき」を試す機会に恵まれました。今回はそのレビューをお送りします。

当記事は楽天プレミアムパートナー制度に基づいて商品提供を受けて執筆しております。そのうち契約解除されるんじゃないかと思うと心配です(苦笑)
この記事は2019年12月10日時点の情報に基づいています(2023年6月20日一部更新)

 

モダンデコ・キッチンワゴンkw01

モダンデコ・キッチンワゴンkw01

今回は楽天市場のモダンデコというショップから「キッチンワゴンkw01」という商品をご提供いただきました。専用の「天板kw02」もセットです。

ワゴン本体はベージュ、天板はナチュラル系のウッドを希望したところ、希望通りの組み合わせで送ってくださいました。

2022/09/26追記:モダンデコのキッチンワゴンkw01および天板kw02は販売を終了した模様です。

キズ防止のラッピング

モダンデコ・キッチンワゴンkw01

透明すぎて写真ではちょっと分からないと思いますが、バスケットは1段ずつビニールでラッピングされていてキズが付かないように保護されています。パーツもひとつずつビニールに包まれているだけでなく、すべて部品番号が貼り付けられており、組み立ての際に戸惑うことがありません。

工具も付属

キッチンワゴンkw01付属工具

しかも、ご丁寧に六角レンチとプラスドライバーがセットになった工具も付属しています。六角ナットを締めるレンチも付属しており、工具なんて家にないよというフレッシュな方にもありがたい心遣いです。

組み立てはそれほど簡単ではない

キッチンワゴンkw01の組立難易度はやや高め

ただ、こちらのキッチンワゴンの組み立てはそれほど簡単とは言えません。もっとも戸惑ったのは支柱の上下の向き。組立説明書では判然としなかったため、商品紹介ページを確認してポールの出っ張りが長いほう(上写真左)が上だということが分かりました。

また、ネジ穴の位置が微妙に合わないところがあるので、ネジをいきなり本締めするするのではなく仮止めで組み立て進める必要があります。組立時間は30分強といったところです。

仮止めすることでガタツキも解消

一通り組み立てるとガタつきが

一通り組み立ててみると、案の定ガタツキがありました。ですが、ここまでネジを本締めではなく仮止めの状態にしておけば、全体を捻じる方向で力を加えることでガタツキを解消することができます。ガタツキがなくなったことを確認してから本締めしましょう。

キャスターで微調整することも可能

キャスターで微調整することも可能

こちらのキッチンワゴンはハンドルが付いている点を除いては基本的にIKEAのロースコグワゴンとまったく同じ構造です。そのため、キャスターの根元のダブルナットで高さを微調整することでガタツキを解消してやることもできます。

天板を乗せるとガタガタ…

天板を乗せるとガタガタする

ですが、やっぱりキャスターのダブルナットに頼ることなく脚部のガタツキは解消してやったほうが良いと思います。ガタツキをあらかじめ解消してやっても、バスケットに天板を乗せるとガタガタするからです。天板のガタツキはバスケットを全力で捻じることで解消してあげましょう。

天板の表面材は強化プリント紙

天板の表面材は強化プリント紙

ちなみにこちらの天板はMDFに強化プリント紙を貼ったものと思われます。エンボスが利いていて質感は決して悪くありませんが、これ1枚で税込2,000円というのはぶっちゃけ高いと思います(苦笑)ロースコグワゴンの天板(ホーグスマ)だったら竹の集成材で税込999円ですからね。

歩行器として使えそうなほど安定感あり

モダンデコ・キッチンワゴンkw01

ともあれ、完成したキッチンワゴン全体の質感は決して悪くないです。ところどころサビが浮いて見えるものの、ほとんどは指でこすると消えます。

また、ハンドルが付いていることで不安定になるんじゃないかという心配がありましたが、歩行器として使えるのではないかと思うほど安定しています。

中段は高さ調整可能でもズリ落ちる心配なし

中段に12kg分のペットボトルを収納してみた

中段は無段階で高さ調節ができるということでズリ落ちるんじゃないかと心配しましたが、500mlのペットボトルを24本(計12kg相当)収納してみたところビクともしませんでした。本品のバスケットの棚板1段あたり耐荷重は20kgとなっており、それくらいはまったく問題ないと思います。

娘のカバン収納に使ってみた

ロースコグワゴンもどきにカバンを収納

娘の通学用カバンが床に直置きされていることが多いので、完成したワゴンにそれらを収納してみました。別にコレじゃなくてもという感じはしますが、悪くない感じです。汎用性は高いと思います。

 

今回ご紹介したキッチンワゴンは組み立てに力が必要です。多少のガタツキは気にならないなら女性でも大丈夫ですが、完全にガタツキを解消しようと思ったら男性じゃないと無理だと思います。ネジ回しの技術もそれなりに必要でしょう。

サビも少し浮いてますし、天板は値段の割りにチープです。ですが、ハンドルが付いていて移動がしやすいのは便利です。そこにメリットを感じてもらえるなら、コレはコレでアリなんじゃないでしょうか。

2022/09/26追記:モダンデコのキッチンワゴンkw01は販売を終了したようです。代わりに、以下の商品はいかがでしょうか。形状や質感はkw01とかなり似ていると思います。

2020/11/19追記:

新居に引越してからはレジ袋&根菜類ストッカーとして活躍しています。

キッチンワゴンでレジ袋のストックと根菜類の収納を一度に解決!
IKEA(イケア)の「RÅSKOG(ロースコグ)ワゴン」にハンドルを付けたようなワゴン、モダンデコの「キッチンワゴンkw01」がキッチンで一石三鳥の大活躍!レジ袋ストッカーとして、根菜類の収納スペースとして、さらに水切りバスケットを置く場所としても。

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