無印良品のポリプロピレンファイルボックスの進化が止まりません。
昨年(2017年)はスタンダードサイズの高さが半分の「1/2」が登場し、今年の夏にはワイドサイズも登場しました。ファイルボックスにこんな亜種を持っているメーカーは他にありません(2018年当時)。
さらに、昨年の秋にはペンポケットなどがラインナップに追加されました。これによりファイルボックスに拡張性が備わったことになります。
このように、収納用品でもっとも重要なアイテムはファイルボックスであると公言している収納マンも驚く展開が続く無印良品のポリプロピレンファイルボックスですが、さらに驚愕のアイテムが登場しました!
※この記事は2018年10月14日時点の情報に基づいています(2024年6月5日一部更新)
無印良品・キャスターもつけられるフタ
これをご覧いただいたらもはや説明は要らないでしょう。まさに見たまんまで、フタになり、別売のキャスターを取り付けることもできるトレー状の物体です。今回はスタンダードとワイドの2サイズ、クリアとホワイトグレーの2色、全4アイテムが同時に発売されました。
ホコリ避け、積み重ねに
「ファイルボックスにフタやキャスターなんて付けてどうするの!」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。しかし、これを使えばファイルボックスの活用の幅がもっと広がるのです。
フタはホコリ避けや中身を隠す用途としてはもちろんのこと、ファイルボックスを積み重ねたいときにも便利です。ペンを置くということもできるでしょうし、システムキッチンのコンロ下の引出しに高さ1/2サイズとセットで収めれば高さを持て余すこともなくなるでしょう。
デスク下やシェルフ下で移動に便利
キャスターを付けて台車のように使えば、デスク下に書類を置いたり、ユニットシェルフの下に雑貨を置くのに便利です。キャスター付きなら掃除などの際に動かしやすいですからね。
なお、価格はスタンダードサイズが税込290円390円、ワイドサイズが同390円490円です。キャスターは従来からある商品で4つセットが同390円です。
無印良品・キャリーボックス・ワイド
ちなみに、ファイルボックスのフタになるものとしては、従来からワイドサイズに積み重ね可能な「キャリーボックス・ワイド」(上写真右上)があります。キャリーボックスはフタよりも高さがあり、仕切りがあり、さらにその上にファイルボックスを積み重ねるのは不可能ではありますが、フタになるという点では類似性のある商品と言えるでしょう。
ナカバヤシ・キャパティ オプションベース
また、「キャスターもつけられるフタ」はユニークな商品ではありますが、実はこういう商品は無印良品が初めてというわけではありません。ナカバヤシのキャパティシリーズに「キャスター付オプションベースCEB-01NW」という商品が10年も前からあるのです。
しかもキャパティの場合も台車にもフタにもなり、積み重ねも可能です。ただ、キャスター付きということもあって価格はちょっと高くて1,000円前後します。フタとして使いたいだけの場合はなおさら割高感があるでしょう。その点、無印良品のほうが価格は手頃と言えます。
というわけで、このたび発売された無印良品の「ポリプロピレンファイルボックス用キャスターもつけられるフタ」は決して目新しい商品とは言えないものの、無印良品のファイルボックスの拡張性をさらに広げてくれたと言えるでしょう。
個人的には、あと無印良品のポリプロピレンファイルボックスにキャパティのようなダブルサイズが登場したら良いのになーと思うところです。
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