我が家ではネスカフェ「ドルチェグスト・ジェニオアイ」を使っていますが、電源コードが邪魔なんですよね。太くて束ねにくいので、本体に軽く巻き付けています。ですが、そのうち何かしらの方法で解決したいと考えていました。
一方で、amazonで以前から目を付けていた商品があります。「コードオーガナイザー」という商品です。
現在は類似品が多数販売されているものの、以前は2千円以上もしてちょっと手が出ませんでした。しかし、Temu(ティームー)ならひとつ100円前後で販売されているので、試しに買ってみることにしたのです。
※この記事は2023年9月5日時点の情報に基づいています
Temuで買ったコードオーガナイザー2種
このたびTemuで購入したコードオーガナイザーはこちら。
左側(A)はPreferential Kitchenが出品しているもので、ひとつ88円でした。右側(B)はLawn Garden shopの出品で3個=167円(=約56円/個)。いずれも家電などに貼り付けて電源コードを束ねるものですが、形状が少し異なります。
形状が少し異なる
横から見ると違いが分かりやすいです。
Aのほうは太い電源コードでも巻き取りやすいように見えます。また、ジェニオアイのように丸みのある家電でも貼り付けやすそうです。
一方で、Bはコードを巻き取る部分に距離があって、こちらのほうが巻き取りやすいように感じられます。ただ、太いコードには適さないようにも思われました。
なお、サイズはAが28×100×30mm、Bは30×100×15mmです(いずれも収納マン実測)。厚み以外はほとんど同じ大きさです。
Aは表面がベタベタする
材質はいずれもポリプロピレン樹脂のような感じですが、それよりも軟らかいように思います。エラストマー樹脂かもしれません。また、Aのほうは劣化したプラスチックのように表面がベタベタして気持ち悪いです。
プラグの根元が留められない
ともあれ、ジェニオアイに貼ってコードを束ねてみましょう。ジェニオアイの背面には水を入れるタンクがあるので、側面にコードオーガナイザーを貼り付けます。
Aのほうは太いコードを束ねるには適しているものの、中央のコードクリップが細すぎてコードが留まりませんでした。
粘着テープは貼り直し不可
また、粘着テープの基材が紙っぽくて、剥がすと破れてしまいました。貼り直しはできないようです。
貼り付けが不完全
一方で、Bのほうはアクリル系の粘着テープで貼り直しができそうです。ただ、接着面がAに比べるとフラットなため、丸みのあるジェニオアイには完全にくっつかず、少し浮いているような感じがします。
こちらもコードクリップが細くてプラグの根元を留めることができません。また、コードを束ねる部分が低くて太いコードには適さないように思います。
いずれにせよ、小さなコードオーガナイザーを中心にコードをぐるぐる巻くのは煩わしいです。
炊飯器のコードなら留まるが…
今度はジェニオアイの横にあったレコルトのライスクッカー(炊飯器)で試してみました。
こちらなら電源コードがコードクリップに留まります。しかしながら、炊飯器の背面の狭いスペースでコードをぐるぐる巻くのはとてもやりにくいです。おまけに、熱や湿気ですぐに剥がれてしまうような気がします。
スルガ「配線コードフック」との比較
衣類乾燥機の側面に貼り付けて使用しているスルガの「配線コードフック」と比較しました。
A、Bともに、プラグの根元をコードクリップに固定することができます。ただ、スルガの配線コードフックと違って何度もコードを巻かないといけないので面倒臭いです。
というわけで、非常に期待していたコードオーガナイザーでしたが、結論を言うとどちらもイマイチでした。スルガの配線コードフックのほうが電源コードの長さに合わせて距離を取ることができるので、巻く回数を減らすことができます。
これだけ類似品がたくさん販売されているので優れた商品に違いないと思ったんですけどね。今回は極めて残念な結果に終わったと感じます。
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