いま私がイチオシのニトリの商品は、先日ご紹介したばかりのリニューアルした「Nインボックス」と、年末にご紹介した「Nクリックボックス」です。名前が似ていてややこしいですけど、前者はカラーボックス用インナーケース、後者はカラーボックスみたいな組立家具で、全然別ものですね。
Nインボックスはそれまでもヒットしていたインボックスがベースなので注目度が高く店頭でもお客さんが群がっているんですけど、Nボックスのほうはほとんど見向きされません。この素晴らしさがまだ十分世間に知られていないことは非常に残念です。
しかしながら、ラインナップが追加されることで注目度が上がっていくのかもしれません。たぶん今年に入ってから、スチール製の脚とキャスターがオプションパーツとして追加されました。
※この記事は2019年2月12日時点の情報に基づいています
Nクリックボックス・脚&補強脚
まずは脚(上写真)から。スチール製でアジャスターで高さを調整できるようになっています。カラーボックス用としてはかなり立派な感じですが、価格も4本セットで税別925円とまずまずのお値段です。
基本的にはこれ4本でNクリックボックスを立派な家具に仕立て上げることができるのですが、縦置きではなく横置きにする場合は補強脚が必要です。横置き2段は1本、同3段は2本の補強脚が必要で、1本あたり税別277円となります。
カラーバリエーションはホワイトとブラックの2色です。
キャスター&補強キャスター
キャスターも同様にホワイトとブラックの2色。4本セットで税別925円、横置きの場合は1本277円の補強キャスターを使う必要があります。
前後左右自由に動く自在キャスターではなく、前後にだけ動くキャスターです。カラボ用の「貼るだけキャスター」なら自在キャスターなんですけど、それではダメな理由が何かあるんでしょうか。強いて言えば、こちらのほうが質感が良いのでNクリックボックスにピッタリだとは思いますが。
今年に入ってNクリックボックスに追加されたオプションというのは脚とキャスターだけです。従来のカラーボックスのパーツと比較して珍しいわけではありません。
でも、「Nクリックボックスもやっぱりベタ芯だったんだ」と思いました。フラッシュ(中空合板)ではなくベタ芯なら自由にネジを留めることができるのでカスタマイズの余地が多いです。
Nクリックボックスは従来のカラボよりも表面材の質感が良く、ネジの頭も見えず、裏面化粧仕上げで美しいので、カスタマイズせずにそのまま使ったほうが良いことが多いとは思います。しかしながら、カスタマイズできたほうが使い方の幅に広がりが出ることは間違いありません。
これからさらにオプションパーツが増えれば、注目度も高まっていくことでしょう。
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