押入れの中に棚を設けたいときに、カラーボックスを検討する人は少なくないと思います。カラーボックスはホームセンターなどで入手しやすいうえに、価格も大きさも手頃だからです。
とは言え、カラーボックスと一言で言っても様々なものがあります。せっかくですから、収めるモノや押入れの大きさにできるだけピッタリ合うものを買ったほうが良いですよね。
というわけで今回は、押入れにピッタリのカラーボックスをご紹介したいと思います。
※この記事は2024年2月9日にリライトしたものです
ニトリ・Nカラボ
ニトリの「Nカラボ」は棚板の位置を変えることができるので、収めるモノに合わせやすいのがメリットです。棚板だけでなく天板の位置も自由にできるため、押入れの中段や天袋までの空間も無駄なく活かすことができます。
しかも、Nカラボには幅42cmのレギュラーのほか、幅23cmのスリム、幅61cmのワイドもあり、それぞれ高さは3段(88cm)と2段(59cm)があります。追加用の棚板もあるので、細かいモノを収納するときにも便利です。
アイリスオーヤマ・モジュールボックス
3段カラーボックスは幅44×奥行29×高さ88cmというサイズが一般的です。一方で、アイリスオーヤマの「モジュールボックス」はそれよりも一回りコンパクトな幅36.6cm×奥行29×高さ73.2cmというサイズになっています。日本の住宅は畳モジュール(芯々約90cm)が多く、壁厚を考えると内寸は約75cmとなるため、モジュールボックスは押入れにピッタリ合いやすいのです。
モジュールボックスには可動棚タイプもあります。3段だけでなく2段もあります。横置きにした場合はA4サイズがピッタリというのもメリットと言えるでしょう。
アイリスオーヤマ・スペースユニット
続いてもアイリスオーヤマの商品で「スペースユニット」。スペースユニットは幅15cmから35cmまで5cm単位でサイズが揃っています。言うまでもなく、これを使えば押入れにすき間なくカラーボックスを並べることができます。
スペースユニットは棚板が可動式です。2段タイプのほか、3段タイプもあります。
ニトリ・Nクリック ディープ
一般的なカラーボックスは奥行が29cmくらいです。本などを収めたい場合はそれでピッタリだと思いますが、それよりも大きなモノを収める際にはもっと奥行が欲しいところでしょう。
ニトリの「Nクリック ディープ」は奥行39.4cmなので、大きなモノを収めやすいことがメリットです。また、Nクリップシリーズはネジを留める必要がなく、組み立てがとても簡単です。表面材も一般的なカラーボックスより良いものを使っているため、見た目が良いというのもメリットと言えます。
幅30.3cmのレギュラー、幅59.1cmのワイドがあり、高さは59.3cmの2段と88.1cmの3段などがあります。30cmグリッドとなっているので、収納物や押入れのスペースに合わせやすいのもメリットだと思います。
大洋・カラーラックオーダー
大洋の「エースラック(カラーラックオーダー)」は一般的なカラーボックスと比べると高価ですが、幅1cm単位でサイズオーダーが可能です。そのため、押入れの内寸にすき間なくピッタリの棚を設けることができます。
しかも、奥行は19cmから46cmまで5サイズ。高さは49cmから200cmまで10サイズからオーダー可能です。既製サイズと組み合わせることで予算を抑えることも可能です。国産品でホルムアルデヒド放散量F☆☆☆☆ですから健康面が気になる方にも最適です。
ドウシシャ・ルミナスカラーラック
最後におまけ。ドウシシャの「ルミナスカラーラック」はカラーボックスではありませんが、スチール製なので頑丈で重いモノを乗せるのに最適です。一般的なカラーボックスの棚板1枚あたり耐荷重が10kg程度のところ、ルミナスカラーラックなら30kgまでOKです。また、棚板は25cm刻みで高さを調節することができます。
キャスターを付ければ押入れ下段の出し入れの際に便利で、カラーボックスにネジでキャスターを取り付けるよりも敷居をまたぐ際に破損するリスクも少ないです。押入れ上段で使う際は付属のアジャスター足を使いましょう。
以上、押入れにピッタリなカラーボックスを5つと、スチール製のルミナスカラーラックを紹介しました。
コスパと入手しやすさという点ではニトリのNカラボがもっともオススメできると思います。また、一般的な押入の寸法ならアイリスオーヤマのモジュールボックスも良いでしょう。鉄板はこの2つです。
それよりも奥行が深いものが良い場合などは、無印良品の「パイン材ユニットシェルフ」やドウシシャの「ルミナスラック」などを検討するのも良いかもしれません。カラーボックスを使うのに比べるとコストは上がるものの、やっぱり収納は使いやすいことのほうが大切だと思います。
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