ジャッキ式並みに強力!平安伸銅工業「極ピタつっぱり棒」使ってみた

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バネ式の突っ張り棒

世の中に流通している突っ張り棒には主に2つのタイプがあります。直径30mm程度のポールで中間部をネジで固定してから握り部を回転させて設置する「ジャッキ式」と、直径13mm程度のポールを回転させて少し長めに調整してから押し込んで突っ張る「バネ式」(上写真)です。ジャッキ式は耐荷重が大きいのに対して、バネ式はそれに比べると小さく、主にのれんなど軽いモノを掛ける用途で使われます。

それがこれまでの常識でした。しかし、技術の進化によって木造でも中層ビルを建築できるようになったように、つっぱり棒にも常識を打ち破る事件が起こりました。

今回はその首謀者となった平安伸銅工業の新商品をご紹介したいと思います。

※この記事は2026年5月18日時点の情報に基づいています

 

平安伸銅工業/極ピタつっぱり棒

平安伸銅工業/極ピタつっぱり棒80 TPJ-80 JAN:4977612106351

こちらがその新商品、平安伸銅工業の「極ピタつっぱり棒」です。2026年4月22日からカインズにて独占先行販売されています。

ポールの直径は13mmで、入れ子になった2本のポールの真ん中には固定ネジがありません。つまり、見た目の特徴は耐荷重の小さいバネ式の突っ張り棒なのですが、80~120cm用でも最大10kgの耐荷重があります。

両端は円盤型

平安伸銅工業/極ピタつっぱり棒の両端は円盤型

一方で、一般的なバネ式の突っ張り棒と異なり、極ピタの両端は直径30mmの円盤型です。

透明のゴムが付いている

平安伸銅工業/極ピタつっぱり棒の両端には透明のゴムが付いている

壁との設置面には透明のゴムが付いています。このように取り外すこともできます。

円盤はポールに固定されない構造

平安伸銅工業/極ピタつっぱり棒の両端の円盤はポールに固定されない構造

両端の円盤はポールとは完全に固定されておらず、それなりに強い力を加えれば、くるくると回すことができます。これが極ピタつっぱり棒の特徴的な構造のひとつと言えます。

両端を壁に当てて更にポールを回す

平安伸銅工業/極ピタつっぱり棒を設置するには両端を壁に当てて更にポールを回す

それでは、極ピタつっぱり棒を設置してみましょう。

外側(太いほう)のポールを上写真屋印の向きに回転させると、ポールがどんどん伸びていきます。そのまま両側の壁に押し当て、さらにポールを回し続けます。壁がミシッと鳴るくらい突っ張れたら設置完了です。

たったそれだけ。従来のバネ式のように壁から壁までの距離よりも長く伸ばしてからバネを押し込んで取り付けたり、ジャッキ式のように真ん中をネジで固定する必要はありません。

最大耐荷重10kgをクリア!

平安伸銅工業/極ピタつっぱり棒80は最大耐荷重10kgをクリア!

極ピタつっぱり棒は簡単に設置できて、しかもスリムなのに、最大耐荷重は10kgと強力です(幅80cm設置時)。試しに2リットルのペットボトルを5本、つまり約10kgを吊り下げたところ、耐えきることができました(幅86cm設置時)。

めっちゃ、しなってますけどね(笑)

従来のバネ式は非力

従来のバネ式つっぱり棒は最大6kgが限界

それに比べると従来のバネ式の突っ張り棒は非力です。かなり以前にダイソーで購入したポール直径16mmの突っ張り棒(税別150円)は長さ85~120cmで耐荷重は2~1kg。目いっぱい突っ張ったところ、2リットルのペットボトルを3本(合計約6kg)吊り下げることに成功しました!

「おおっ!結構いけるじゃないか!」と、いったい何の実験をしていたのか忘れて夢中になってしまいましたが(苦笑)、つっぱり棒マスターが正しく設置してもこれが限界です。

洋服だとこれくらい掛けられます

平安伸銅工業/極ピタつっぱり棒80は洋服だとこれくらい掛けられます

つっぱり棒にペットボトルを吊り下げる人なんていませんから、ピンと来ない方が多いでしょう。そこで、洋服を掛けてみました。幅90cmの状態で11kgの洋服を掛けることに成功しています。

スペース的にはまだ余裕があるので、もっと頑張れるのかもしれません。しかし、かなりたわんでしまっているので、これ以上は厳しいと感じました。たわまない程度にしようと思ったら、半分の5kg程度に止めたほうが良いでしょう。

デザインがスッキリ

平安伸銅工業/極ピタつっぱり棒80は従来品のバネ式よりもデザインがスッキリ

極ピタつっぱり棒は設置が簡単なのに強力。しかも、見た目もスッキリしていて美しいです。円盤型の端部は言うまでもなく、ポールの継ぎ目のパーツが小さくて目立ちません。

極ピタつっぱり棒の〇と×

  • 取り付け簡単
  • 耐荷重が大きい
  • 見た目スッキリ
  • ズレにくい
  • しなりが大きい
  • 価格が高い

最後に、極ピタつっぱり棒の良い点と拙い点をまとめてみましょう。良い点については繰り返しになるので簡単に。取り付けが簡単なうえ、耐荷重が従来品よりも大きく、 見た目もスッキリしています。

さらに、ズレにくいです。従来品のバネ式はちょっと強めに力を掛けるとすぐにズレてしまいますが、極ピタはピクリとも動きません。これは接地面が大きいうえ、ゴムでできているからでしょう。

一方で、ダイソーの税別150円のバネ式つっぱり棒と比べても、しなりが大きすぎます。これはもっとポールが太いバージョンが欲しいところですね。

価格は最小サイズの幅30~40cmタイプが税込698円から、最大サイズの幅80~120cmタイプが税込1,280円。新商品だから仕方ないとは言え、平安伸銅工業の従来品が300~500円程度で購入できることを考えると、割高感は否めません。

 

という感じで、平安伸銅工業の新商品「極ピタつっぱり棒」を紹介しました。どんな仕組みで壁に固定されるのかが謎だったんですけど、透明のゴムで密着し、ポールをどんどん伸ばしていくことでジャッキのように突っ張るんですね。

取り付けがとても簡単。おまけにスリムでスタイリッシュ。そして、想像以上にパワフルです。

一方で、こんなにたわむとは思いませんでしたよー(苦笑)ポール直径が15~20mm程度のものがあればこここまでたわむことはないでしょう。今後のラインナップ拡充に期待したいところです。

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この記事を書いた人

600軒以上を訪問して片づけの悩みを解決し、1千点以上の収納グッズをレビューした実績を持つ収納のプロ。
2002年に日本で初めて一般家庭向け収納&インテリア・コーディネートサービスを始めて20余年。TVチャンピオン収納ダメ主婦しつけ王優勝などメディア出演多数。
100均から高級家具に至るまで、使いやすさとコスパを重視した収納グッズ&家具選びを心掛けています。詳しいプロフィールはこちら

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