アマゾンでも爆売れの「ステンレス保冷剤」を百均と比較した結果

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暑くなってくると、我が家では保冷バッグに保冷剤を入れて買い物に行くようにしています。しかしながら、保冷時間が長いものは重いし、逆に軽いものは保冷時間が短いですよね。なので、保冷時間が長いのに軽いものがあればと思ったりするわけです。

そんな風に思っていたところに、amazonなどでステンレス製の保冷剤を見ることが増えました。ステンレスなら熱伝導率が高い。なので、すぐ冷える。けれどもすぐにぬるくなってしまうのでは…?

普通に考えて、ステンレス製の保冷剤にメリットがあるようには思えません。しかし、実際によく売れているということはやっぱりスゴイ商品なのか。幸い、楽天プレミアムパートナー制度を通じて商品を提供していただいたので、真偽を確かめてみることにしました。

当記事は楽天プレミアムパートナー制度に基づき、3CCartスマホケース専門店様より商品の提供を受けてレビューしています。毎度のことながら、その他金品の受領や執筆内容の指示等はありませんので言いたい放題です。
価格および仕様はすべて2026年6月8日現在

 

ステンレス保冷剤 2枚セット

ステンレス保冷剤 2枚セット

今回ご紹介するのは、メーカー不詳の「ステンレス保冷剤 2枚セット」です。1枚の大きさは127×76×16mmで、ざっくり言うとスマホと同じくらいの大きさ。それが2枚入っています。

これはステンレスの塊ではありません。中身は見えませんが、振るとシャバシャバと音が聞こえ、液体(冷凍液)が入っていることが分かります。

保冷剤とは思えない質感

保冷剤とは思えない質感

プラスチック製の保冷剤にに見慣れていると、これが同じ保冷剤とは思えません。ステンレスには継ぎ目がほぼ見当たらず、質感の素晴らしさに惚れ惚れしてしまいます。でかいZIPPOライターを持っているような感覚です。

ダイソーの保冷剤と比較

ステンレス保冷剤 2枚セットとダイソーの保冷剤(500g)を比較

メーカー 不明 ダイソー
商品名 ステンレス保冷剤×2 保冷剤ハードタイプ500g
サイズ 127×76×16mm(×2) 190×140×25mm
重量 236g(×2) 500g
容器材質 SUS304ステンレススチール ポリエチレン
内容物 不明 水、プロピレングリコール、CMC、防腐剤、色素
製造国 不明 日本
税込価格 2,780円 110円

※サイズおよび重量は収納マン実測

眺めてても仕方ないので、早速ダイソーの保冷剤ハードタイプ(500g)と比較してみたいと思います。なお、今回比較したダイソーの保冷剤は既に販売を終了しています。現在、同様の商品は税込220円となっています。

両者を比較すると、総重量はほぼ同じでもダイソーのほうは体積が2倍以上であることが分かります。つまり、ステンレス保冷剤のほうが遥かにコンパクト。

そして、ダイソーは容器の材質がポリエチレンなのに対し、今回の商品は食品グレードのSUS304ステンレスで安心。メーカーも、製造国も、中に何の液体が入っているかも分からなくても、そんなの関係ねえって感じですかね。

価格はダイソーが税込110円に対し、ステンレス製は同2,780円。21%引きクーポンを使っても同2,196円と高価です。もっとも、性能次第では決して高いとは言えないはずです。

保冷時間は互角

ステンレス保冷剤 2枚セットは4時間で固まる

ステンレス保冷剤は凍結速度の速さを売りのひとつにしています。商品ページでは4時間、パッケージでは4~5時間以上となっていますが、どういう設備や温度の環境で測定したかは不明です。

ともあれ、私のオフィスにある110リットルの小型冷蔵庫で試してみたところ(冷凍庫内はマイナス20度以下、室温および保冷剤の表面温度は約22度)、中身が見えないので不確実ながら、4時間で冷凍液が固まったと判断しました。

一方、ダイソーのほうは凍結時間の目安が6時間となっているものの、同様に4時間で固まったと判断できました。つまり、凍結時間におけるステンレス保冷剤の優位性は認めることができません。

保冷力もほぼ互角

ステンレス保冷剤 2枚セットとダイソーの保冷剤(500g)の保冷持続時間を比較

次に、保冷力(保冷持続時間)を比較してみました(ステンレス製は2個を密着させた状態で計測)。商品ページに記載されているグラフとは異なる結果です。

いずれも直後はマイナス10度以下まで下がり、6時間程度まで0度以下をキープしました。ただ、ダイソーはその後ゆるやかに0度以上になっていったのに対し、ステンレス保冷剤は一気に9度まで上がってしまいました。念のため、改めて測定してみましたが、結果は同様でした。

ステンレスは熱伝導率が高いですからね。周囲の温度を吸収して温度が上がるのは当然の結果だと思います。

ステンレス保冷剤の〇と×

  • コンパクト
  • カッコイイ
  • SUS304で衛生的
  • コスパが悪い
  • 冷凍液などに不安がある

最後に、ステンレス保冷剤の良いところと悪いところをまとめてみたいと思います。

このステンレス保冷剤は同じ重量でもコンパクトで、しかもダイソーの保冷剤と同等の保冷力があります。見た目がカッコイイし、お弁当の保冷用に持っていったら周囲から注目を集めるかもしれません。また、ソリッドなSUS304ステンレス製で衛生的です。

一方で、ダイソーの保冷剤と同等の保冷力しかないのにこの価格はコスパが悪すぎます。体積が半分でも価格は10倍以上ですからね。メーカー、製造国、冷凍液の内容も不明で、不安しかありません。商品ページに記載されている内容と異なる点も散見され、不信感が募るばかりです。

 

というわけで、ステンレス保冷剤は概ね予想通りのものでした。商品ページで謳われているような「驚異の保冷力」など持ち合わせていません。重量に見合った保冷力です。

ただ、重量の割りにコンパクトですから、一定時間に限ればお弁当などの保冷用に使うには良さそうです。また、かさばる保冷剤を保冷バッグに入れると、肝心の冷やしたいものが収まらないということがありますから、その点でも便利に使えると思います。

つまるところ、ステンレス保冷剤はダイソーの保冷剤の1/2程度のコンパクトさと考えればアリ。同程度の保冷力なのに価格が10倍以上と考えればナシというところでしょう。

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この記事を書いた人

600軒以上を訪問して片づけの悩みを解決し、1千点以上の収納グッズをレビューした実績を持つ収納のプロ。
2002年に日本で初めて一般家庭向け収納&インテリア・コーディネートサービスを始めて20余年。TVチャンピオン収納ダメ主婦しつけ王優勝などメディア出演多数。
100均から高級家具に至るまで、使いやすさとコスパを重視した収納グッズ&家具選びを心掛けています。詳しいプロフィールはこちら

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