基本的に私は引出しを中を仕切る必要性はそれほど高くないと考えています。引出しは開けてポンと放り込めるからこそ片付けが楽なのであって、そこにあまり労力を掛けるというのは合理的ではないと感じるからです。また、たとえば洋服はちゃんと畳めば、仕切り板で仕切らなくても整然と並べて収納することができます。
とは言え、私もまったく引出しの中を仕切らないわけではありません。ごちゃ混ぜになると出し入れが面倒になることもあるので、たとえば食器棚やデスクの引出しはキッチリと仕切っています。
しかしながら、いくらキッチリ仕切ったつもりでも、時間の経過とともにそこにあるべきモノも変わります。当然、それに合わせて仕切り方を変えねばならず、そのコストは馬鹿にならないこともあるでしょう。
ということで今回は、超簡単&コスト0円!amazonのダンボール箱を使った引出しの仕切り板の作り方を紹介したいと思います。
amazonのダンボール箱を使った仕切り板の作り方
XM03サイズのフタを開いて不要な部分をカット
amazonのダンボール箱を使った仕切り板の作り方は実に簡単です。まずXM03サイズの箱のフタを開き、側面の高さに合わせてフタをカットします(上写真の赤点線部)。
ガムテープでフタを固定し、こぼれ止めを開く
不要な部分を切り落としたフタは側面にガムテープなどで固定します。こうしたほうが側面を強化できるからですね。次に反対側の縁にガムテープを貼ります。縁が洋服に擦れて紙ホコリが出るのを防ぐためです。気になる方は四周をぐるりとガムテープで巻いても良いでしょう。
そして、こぼれ止めと言いますか、左右に開く短いフタの部分を外側に開きます。こうすることで引出しとダンボール箱のすき間を埋め、ダンボール箱が引出しの中で動くことを防いでくれます。
ちなみに二重になった底板はそのままで良いでしょう。
こうして作った仕切り板は、38~40cm幅の引出式衣装ケースで使うことができます。もちろん42~44cm幅の引出式衣装ケースでも使用可能ですが、ちょっとすき間が生じてしまい、空間に無駄ができてしまいます。amazonのダンボール箱は各種サイズがありますけど、基本はA4ファイルサイズであるため、これより大きなサイズとなると一気に大きくなってしまうんですよね。
普通は引出しの中を仕切る必要ナシ
引出しの中に畳んだ洋服を立てて収納する場合、普通は今回作ったような仕切り板を使う必要はありません。上写真のように向きを変えて立てて並べていけばOKですから。しかし、タンクトップやカーディガンなど「てろんてろん」な生地の服の場合は自立しませんから、仕切り板が必要になるというわけです。
私自身、基本的には仕切り板を使いません。でも自転車用ウェアは「てろんてろん」な生地で自立しませんから、それを収納するのに困って、amazonのダンボール箱を活用することを思いついたのです。
仕切り板なんて使わないほうが収納スペースが無駄にならないばかりか、仕切る位置を変えやすいです。でも洋服の素材によっては仕切ったほうが良い場合もあるということですね。
amazonのダンボール箱を使った仕切り板はちゃんとしたものに比べれば物足りないかもしれませんが、作り方は超簡単ですし、何よりコストも掛かりません。とりあえずamazonのダンボール箱を使って、仕切ってみた場合の使い勝手を試してみるというのも良いのではないでしょうか。
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