ここのところ、収納マンの新居に設えた家具や日用品を紹介する記事ばかりが続いております。「浮かれるのも良いが、収納グッズの新商品はないのか?」と思われている方もいらっしゃるかもしれません。
申し訳ございません。確かに浮かれています(苦笑)まるで新妻のように会社から帰ってきた妻を迎え入れて、「今日はここをこんな風に片づけたよー」と報告するのが楽しみで仕方ないのです。収納グッズの設置ばかりドンドン進んでしまって、それを紹介する記事がまったく追い付かないというのが現状です。
とは言え、決してそれにかまけているわけでもないんですよ。もともと5月のゴールデンウィーク前後は収納グッズの新商品が少ないのですが、今年は新型コロナウィルスの影響で業務が滞っているのか、製造に遅れが出ているのか、商談の機会がないからか、例年以上に新商品が少ないように感じます。
そんな中、平安伸銅工業はコロナなどお構いなしに精力的に新商品を発売しています。浴室で使えるアルミ製のつっぱり棒や、ネット通販や持ち帰りを想定したノックダウン対応の連結式つっぱり棒に加え、今度はDRAW A LINE(ドローアライン)シリーズにとても斬新な収納グッズを投入してきました!
※この記事は2020年6月12日時点の情報に基づいています
ドローアライン「Move Rod」
便利グッズという印象が強かった突っ張り棒を根本的に見つめ直し「一本の線」として再定義したDRAW A LINE(ドローアライン)シリーズは、オシャレな突っ張り棒として大ヒットしました。
ところが今度は突っ張り棒ではありません。棒に円い台座とキャスターが付いた、今までに見たことがない斬新な形状になりました。まさしく動く棒、「Move Rod(ムーブロッド)」という商品名です。
ドローアラインのパーツで拡張可能
Move Rodはもちろんそれ単品で使うものではありません。従来のドローアライン縦方向取付パーツを使って拡張して使えるようになっています。
たとえばキッチンワゴンとして
たとえばMove RodにフックA+テーブルA+トレーを組み合わせればキッチンワゴンとして活用できます。一般的なキッチンワゴンだと棚やバスケットにモノを置く感じでちょっと出し入れしにくい場面もあるかと思いますが、これなら必要なモノにサッと手が届きますね。
たとえばサイドテーブルとして
たとえばソファの横に置いてサイドテーブル代わりに使うこともできます。テーブルAを使えばマグカップを好みの高さに置くことができて便利。また、トレーをセットして小さな植木鉢を飾ったり、台座に雑誌を置くこともできます。
小回りの利くサイズ感
Move Rod本体の大きさは直径が400mmで高さは971mm。部屋の隅に置くのにちょうど良いサイズ感で、安定感があり手で持って移動させるのに便利な高さでもあります。また、ソファやダイニングテーブル、サイドボードの高さなどともコーディネートしやすい高さと言うこともできます。
キッチン、リビングダイニングだけでなく、ベッドサイド、デスクサイド、玄関、ウォークインクローゼットなど、活躍できる場面はたくさんあるのではないでしょうか。
これくらい高さがあれば、フックBに婦人もののジャケットを掛けることもできるはずです。トートバッグを掛けたり、ハンドバッグやコスメボックスを台座に乗せたりして、身支度セットとして使っても良いと思います。
一方で、ネックになりそうなのは価格の高さ。本体が税込7,150円でパーツを2~3つ加えると、1~2万円くらいになります。せめてトータルで1万円以下に収まればヒットするんじゃないかという感じですが、逆に言うとこれは安価な模倣品が出てくる予感がしますねー。
ともあれ、とても斬新な収納グッズだと思うので、一度試してみたいと思います。なお、Move Rodの一般販売開始は2020年7月15日の予定です。
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