2022年は各社ともコスト高や円安に対応することに必死だったのか、コレと言った新商品が少なかったように思います。
そのため、今年は「収納グッズ・オブザイヤー」の発表は見送ろうと思っていました。しかしながら、念のためこの1年間を改めて振り返ってみると、素晴らしい商品をいくつか見つけることができました。
というわけで、今年も収納マンが勝手にセレクションする「収納グッズ・オブザイヤー2022」を発表したいと思います!
ニューヒカリ・WALL BASE
今年は魅力的なDIYパーツがいくつかありました。中でもニューヒカリ(清水)の「WALL BASE」はDIYの幅を大きく広げてくれるものだと思いました。2×4材などを天井に突っ張るのではなく石膏ボード壁に固定するので、倒れる心配がなく、圧迫感を抑えることができます。
コストを抑えたい場合はアイワ金属の「STAND BAR」を使うのも良いでしょう。堅牢性や安全性を重視したい場合はWALL BASEがオススメです。
元林・差し込み式壁面シールフック
DIYパーツと言うとホームセンターで手に入れるイメージが強いですが、元林の「差し込み式壁面シールフック」はダイソー、キャンドゥ、ワッツなどの100円ショップで購入することができます。
差し込み式壁面シールフックを使うと、たとえばプラ箱を多少凸凹のあるキッチンパネルに貼り付けることができます。強力両面テープで貼り付けるのと違って容易に着脱できるのがメリットです。
元林・ナットつき壁面シールフック
元林の「ナットつき壁面シールフック」は前述の差し込み式壁面シールフックの姉妹商品で、フックに代えてネジになっているタイプ。これを使うと、これまであきらめていたネジで壁面に固定する収納グッズも取り付けできる可能性があります。
前述の差し込み式壁面シールフックと同様に多少凸凹がある壁面に取り付け可能なので、強化プリント紙や天然木を使った家具やドア、ユニットバスの壁面でも使えると思います。
ドウシシャ・ルミナス ラテ 壁面突っ張りラック
壁に針穴すら開けたくない、かと言ってシールフックも無理という場合は、やっぱり突っ張り式。2×4材でDIYをするよりも既製品のドウシシャ「ルミナス ラテ 壁面突っ張りラック」のほうがコスパが良いです。ブラック系がお好みの場合は「ルミナス ノワール L字脚 壁面収納突っ張りラック」もあります。
ニトリの「Nポルダ」のほうが価格は安いですが、ルミナスなら2本脚なので圧迫感が少ないです。それでいてL字脚なので安定感もあります。
無印良品・スチールタップ収納箱フラップ式
無印良品の「スチールタップ収納箱フラップ式」は電源タップ収納ケースの決定版と言えるかと思います。多くがプラスチック製で耐荷重性能や耐熱性に不安がある中、無印良品はスチール製なのでとにかく頑丈。それでいて、税込1,690円と低価格です。
前面にスリットが設けられているのでケーブルを出しておくにも便利。大きさも「ポリプロピレンファイルボックス・スタンダードタイプ・高さ1/2」と同じくらいなのでちょうど良いと感じます。
以上、「収納グッズ・オブザイヤー2022」に輝いた商品を5点紹介しました。
今年もっとも感動したのはWALL BASEと元林のシールフック2種です。これらがあれば、今まで取り付けできなかった、もしくは躊躇していた場所に、好みの収納を設けることができます。収納の幅が一気に広がると思います。
為替が落ち着き始めたので、2023年は新しい収納グッズがジャンジャン登場するんじゃないかと期待しています。楽しみですね!
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