山崎実業の「テーブル下収納ラックtower(タワー)」(下写真)がよく売れているんですよねー。
このテーブル下収納ラックは基本的にテーブルトップ下面に木ネジで固定する必要があります。一般的に木製のテーブルトップというのは非常に硬いので、取り付けはさほど容易ではないはずです。にもかかわらず売れるのですから、それだけテーブル下にチョイ置きしたいというニーズは多いと言えます。
ともあれ、amazonなどでレビューを見ると、やっぱりネジでの取り付けに苦労して取り付けを断念した方も少なくないようです。そんな方には天板に引っ掛けるだけのタイプのほうが良いんじゃないでしょうか。
そこで、このたび試してみた商品をご紹介したいと思います。
八番屋・テーブル下ハンギングボックス
今回ご紹介するのは八番屋の「テーブル下ハンギングボックス」という商品です。取扱説明書などはいっさい入っていませんが、突き出た2本の棒に帯状のナイロンシートを通してテーブルに引っ掛ければ良いんだろうなーということは分かります。
スベリ止めは全面に
テーブルトップに接する金具の下面には滑り止めのポッチが付いているということでしたが、全面にシリコンっぽいシートが貼られていました。おかげで、テーブルにセットしても全然滑らなくて良いです。
ミーティングテーブルにセットしてみた
眺めていても仕方がないので、さっそく使ってみましょう。まずは私のオフィスのミーティングテーブル(コクヨ・ジュート)にセットしてみました。
こんな風に天板下に幕板状のものが付いていても、全体の厚みが9cm以内なら取り付けできます。幅は8.5cmなので、たいして邪魔にもなりません。パンフレットや新聞のほか、ポケットにはリモコンや電卓を収納しても良い感じです。
薄型ファイルボックスで補強するとgood
このハンギングボックスは、ボックスとは名ばかりで帯状の布を吊っただけですから、書類を収めると変形してしまいます(上写真左)。なので、薄型のファイルスタンドをセットで使うと良いと思います。
上写真右はスタンダードプロダクツ(byダイソー)の「PP前開きファイルボックスW4」を使っていますが、同W8もピッタリ収まって良い感じです。
もちろんダイニングテーブルにもOK
もちろんダイニングテーブルにも使えます(上写真は冨士ファニチア・Koti)。ウォールナット無垢ですが、滑り止めがキズ防止の役目も果たすので安心して使えます。
メインポケットには飲み薬の袋やピルケースを収めるのも良いかもしれませんね。
リビングテーブルにもOK
ほかに使えそうなところはないかしらと辺りを見渡してみたところ、リビングテーブル(高野木工・プレーン)の存在に気付きました。まったく想定していなかったのですが、高さもちょうど合っていて良い感じです。
ちなみに、メインポケットの奥側はマジックテープで留まっているだけなので、それを外せばミニポケットを右側に反転させて使うこともできます。ただし、その場合は奥側のこぼれ止めがなくなります。
以上の通り、八番屋のテーブル下ハンギングボックスは雑誌や書類などを収納するメインポケットと、リモコンや文房具を収めるミニポケット2つというシンプルな構造ですが、使い勝手は悪くないと思います。デザインもシンプルで、省スペースだし、どこで使っても見た目を損ないません。
何より、ネジ止めの必要がなく手軽に設置または撤去できるのが良いですね。膝などに当たっても痛くないのも良いです。
型崩れが気になる場合はスタンダードプロダクツのPP前開きファイルボックスなどを組み合わせてもらえたらと思います。
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