本棚とオープンラックの違いとは何でしょう?これはどうでも良さそうなテーマのようで、実はとても重要なテーマと言えます。なぜなら使い勝手や見た目に大きな違いを生む可能性があるからです。
今回は本棚とオープンラックの違いについて説明したうえで、状況に応じてどちらを選んだほうが良いかということを説明したいと思います。
本棚とオープンラックの違い
先にお断りしておくと、本棚、オープンラック、それぞれに伝統的な定義はありません。以下はあくまで私の考えに基づくものです。
まず本棚は、本を収める棚ということで間違いないと思います。一方で、オープンラックには本を収めることができないかというと、そんなことはないでしょう。本を収めることもできますが、それ以外のモノを収めるのにも使えそうなものが多いように思います。しかし、本棚と呼ばれるもののほうが収納するモノを明確にしており、本を収めるのに適していると言えそうです。ただ実際のところは、オープンラックでも本を収めることは可能なわけですから、名称だけでその特性を判断するのは難しいと思います。
今度は外見の違いで比較してみましょう。オープンラックは間違いなくオープンな構造で、扉が付いていることはあり得ません。一方で、本棚にはオープンなものもありますが、扉付きのものもあります。また、本棚は本を効率良く収められるように棚板の可動範囲が広く設定されていることが多い一方で、オープンラックは棚板がすべて固定のものもあり、本棚同様に棚板の可動範囲が広いものもあります。
以上のことから、名称や外見だけで本棚とオープンラックを区別することは困難と言えます。だいたい、オープンラックの「ラック」という言葉の意味は「棚」なので、扉の付いていない本棚もオープンラックなのです。そこで私は独自の解釈を加えることで、本棚とオープンラックの違いを明確にしたいと思います。
グーグルの画像検索で「オープンラック」を検索してみると、ほとんどが背板のない家具であることが分かります。またそのうちの半数程度に側板がなく、4本の支柱に棚板が取り付けられたものです。その事実から、オープンラックは扉だけでなく背板がない家具で、前だけでなく後ろもオープンであると言っても間違いないと思います。また、側板がないものは側面もオープンな状態となり、完全にオープンなオープンラックと言えるのではないかと思います。
すなわち、「本棚」と言った場合は、本を収めることを目的とした棚で、基本的に背板や側板のあるもの、「オープンラック」と言った場合は、多目的な棚で、背板がない、一部は側板もない棚、と言うことができると思います。
本を収める場合、背板がないと、壁紙を傷める可能性があります。また一般的に重量物である本を収めるには背板があったほうが棚を頑丈にすることができます。さらに側板があれば本を立て掛けやすく、本を収めやすいと言えます。言い換えると、背板や側板があったほうが本を収めやすく、それこそが真の本棚と言えるのではないかと思います。
蛇足ですが、本棚のほうが棚板ピッチが狭い=本の大きさに合わせて棚板の高さを細かく調節できることが多いです。
本棚とオープンラックの選び方
背板や側板のある、本を収めるための棚を本棚、背板がない、場合によっては側板もない棚をオープンラックと呼ぶ場合、どういう状況でどちらの棚を選べば良いのでしょうか?ここからはそれらの選び方について説明したいと思います。ちなみに以下に紹介する選び方は、私が実際にお客様宅で収納のコンサルティングをするときにやっている判断基準です。
本>雑貨 ⇒ 本棚
本以外のモノ(=雑貨)よりも本のほうが多い場合は迷わず本棚をオススメします。背板や側板があったほうが本が収めやすいからです。また、本棚であってもオープンラックなので、雑貨類もほとんど問題なく収めることが可能です。これについてはさらに説明を加えなくても大丈夫だと思います。
雑貨<本 ⇒ オープンラック or 本棚+オープンラック
判断が難しいのは、雑貨に比べて本のほうが少ない場合です。本の収納しやすさを重視して本棚を選ぶという選択肢もありますが、背板や側板のないオープンラックはそれらが備わっている本棚に比べると圧迫感が少なく、インテリア面でのアドバンテージが大きいと言えます。その点で、特にリビングなど見た目の気になる場所に置く家具を選ぶ場合は、オープンラックをオススメするのです(ただし、よほどのことがない限り、使い勝手を重視して可動棚が付いたタイプのものを選びます)。
本が雑貨よりも少ない場合、特に棚1~2段で本が収まる場合や、腰より下の位置で本がすべて収まる場合は、できるだけオープンラックをオススメします。本は重量物ですから下のほうに収めることで、棚の安定感が増すからです。
あと、オープンラック1台で済ませようとするのではなく、細身の本棚とオープンラックを並べるというのもひとつの方法です。この方法であればそれぞれの使い勝手を最優先することが可能です。実際の具体的な例としては、マンションの室内に飛び出した柱の横に幅450mm程度の白い本棚を置き、その横に腰高のオープンラックを置いたケースがありました。柱の横に白くて背の高い本棚を置けば柱と同化して圧迫感を感じなくなり、その横に低めのオープンラックを置くことで圧迫感が少ないことを印象付けることが可能です。
ちなみに、背板や側板がない場合、本を収めるのはちょっと難しくなります。壁に傷がつかないか心配になるし、側板がないと本が自立しにくいからです。ですからオープンラックに本を収める場合は、ファイルボックスを使います。ファイルボックスの口を正面に向けて、そこに本や雑誌を入れることで、背板と側板、ブックエンドの役割を果たすことができるからです。雑誌やA4ファイルなど大きなものがなく、単行本などばかりの場合は、A5サイズのファイルボックスを使います。A4サイズのファイルボックスは100円ショップのモノでは強度がなくてダメですが、一部の100円ショップでも購入できるA5サイズのファイルボックスは強度的には特に問題はありません。
収納家具を選ぶ際は、何を収めたいか、どんなものが自分にとって使いやすいかをまず最初に考えることが大切です。いくら見た目の良い収納家具を置いても、中身を収納したときに使いにくければ乱雑になってしまい、良い家具が台無しになってしまうことはよくあります。そういったことも踏まえて、ベターなチョイスをしていただければと思います。
コメント
たて続けにコメントしてすみません。
本棚の背板ですが、ないと壁がいたむのでしょうか?これは、本を出し入れして壁に本があたることが原因ですか?コンセント回りを避けたりする場合は背板があると面倒です(エースラックは穴をあけてくれますが)。
あと、本棚の幅木カットについてお尋ねします。幅木ぶんカットされている方が壁にピタッとついて埃が入らないし、耐震性が高まるし(壁に留めるにせよ)いいような気がするのですが、カットしてない方がいいのでしょうか?
ちなみに私の部屋の幅木、なぜか10cm以上あります(多分、廊下のベランダの窓-と高さを揃えた関係だと思います。この迷惑な高さ)。セミオーダータイプの幅木カットでは無理です。
日本三毛猫さま
一般的に、背板のない収納家具は背板のあるものに比べると壁が傷みます。本棚の場合はあまり本を出し入れしないと傷む可能性もほとんどないと思いますが、たとえば背板のないオープンラックに電子レンジを置くと壁紙が焼けるというかススが付いたりすることもあります。
幅木の件・・・高さが10cm以上もある幅木なんて珍しいですねー!
幅木カットについてはご指摘の通りだと思いますが、10cmも高さがある幅木に幅木カットで対応するのはたぶん難しいと思います。それは一般的な収納家具の台輪の高さを越えてしまうからです。
台輪の高さを越えて幅木カットする場合、本棚だと一番下の棚板の後ろ側までカットすることになります。そうすると一番下の棚板の強度を損ないかねません。
およそ家具職人なんて厳密な計算に基づいて台輪の高さを決めているわけじゃないんですけど、一応、台輪の高さは標準の高さでもってその収納家具の強度が保たれると考えられており、理屈上は1cmでもカットすれば強度が損なわれるということになります。
幅木カットの場合は後ろ側の少しだけのことなので強度への影響はほとんどないんですが、高さ10cm以上の幅木に対応するためには台輪をそれ以上の高さにする必要があると考えられます。
収納マン様、ありがとうございます。
幅木10cmに対応するには既成の本棚(セミオーダーでも)は無理なようですね。
コストパフォーマンスを考えればエースラックが一番いいのですが。幅木の件がひっかかって購入に踏み切れません。見た目安っぽいのはペンキを塗ればなんとかなるかもしれませんが。
私の部屋、ちょっと変な部屋でして、3畳の板の間と3畳のたたみとハイブリッド?な部屋です。机と棚は板の間に置く事になるので、けっきょく畳の上には何も置いてありません。窓も肘掛け窓(だから棚置けない)でして幅が250cmくらいもあります。標準サイズ幅の窓ならカーテン買うのも簡単なのに。。。
日本三毛猫さま
こんにちは^^
エースラックは表面材がプリント化粧紙なのでペンキを塗るというのは無理だと思いますが・・・それよりも問題は幅木ですねー。
家具転倒防止具の「ふんばる君」を敷くと案外、幅木カットしなくても良い感じに背側のすき間は少なくなると思いますが、完全にすき間をなくすのは無理ですもんね。
それにしても日本三毛猫さんのお部屋って、変わっていると言えばそうですけど、むしろラグジュアリー感のある和室ですよね。ひょっとして茶室ですか?
半分が板の間で半分が畳の間で、窓が腰掛窓で幅250cmもあるなんて。そこからはやっぱりキレイなお庭が見えるんでしょうか?^^
隣の部屋は茶室です。2階は3畳(踊り場に面した部屋)、6畳和室、6畳ハイブリッドとなっています。6畳同士は以前は壁で隔てられていたのですが(ハイブリッド部屋は増築部分)、今は壁がぶちぬかれています(仕切りは襖みたいな板戸)。なので全部が廊下みたいな部屋で、本物の廊下はほとんど使っていないありさまです。廊下の扉を最後にあけたのはいつだろか。。。
これだけの面積を1人で占有しているので広さ的には贅沢なのですが、なんか使いにくくて。。。。
隣の和室には1畳ぶんの床の間があります。ここはしっかり壁なので本棚が置けますが、なんだかねぇ。。。。「旅館みたい」って言われるようにしつらえているのです。
また、置き床を床の間に置いて掛け軸をいれようと思ったのですが、そうすると掛け軸が置き床にひっかかるので不可でした。
ちなみに物はそんなに多くありません。本だって涙を飲んで処分を繰り返しました。服なんか親のお下がり(これがまたよく似合う)が多く、自分で買った服はありえないくらい少ないです。
日本三毛猫さま
なるほど~、日本三毛猫さんのお住まいは純和風なんですねー。そのレイアウトだと通気は良いですが、家具はどこに置いたら良いか難しいですよね。2階を一人で使ったら、別に廊下を通る必要はないですし、かと言って塞いでしまうのも何だかねーという感じで。
でもお母様のお下がりがよく似合うなんて、日本三毛猫さんはきっと凛とした和服美人なんでしょうねー^^
収納マン様、たびたびありがとうございます。
さっき、肘掛け窓のレールを掃除しておりました。始めたのが遅かったので、ガラス本体まではいきつきませんでした(あ〜またガラスはずして洗いたくなった。せっかく手袋も買ったのだし)。
幸いクローゼットが大きいので(220cm*75cmくらい。フィッツを入れました)、そこにかなりのものが収まります。ただし折れ戸なのでこれまた不便です。端っこがね。とほほ。
一度インテリア関係の方に2階をみてもらったのですが、押入れやクローゼットなど、「収納はある方ですよ。物もそんなに多くないですし」と言われました。私は畳の上に棚を置くのを諦めるべきか。。。
和服は年に2〜3回着る程度です。隣の部屋には古い桐ダンスがあります。
ちなみに2階はこんな感じです。
ベランダ
廊下
ハイブリッド部屋 和室 3畳
窓 窓
クローゼット 床の間押入れ
廊下と和室の間は障子ですが、ここは出入りしないので家具を置いています。これが限界。
体型は和服人間です(胴長短足)。畳で正座してご飯食べてますので下半身安定型です。寝るのももちろん「畳にふとん」です。毎日のあげおろしは筋トレです(80歳超の老母も毎日ふとんをあげおろしています)。
つまらないことですみません。
日本三毛猫さま
こんにちは^^
窓のお掃除、お疲れ様でした♪確かに窓は外して洗ったほうが早いし、キレイになりますよね。
収納の件、いくら収納スペースはたくさんあっても、クローゼットや押入ればかりでは本は収めにくいですよね~。未だに建築・不動産業界は収納には量だけでなく質が重要だということを理解してくれなくて残念です。
日本三毛猫さんは机をハイブリッド部屋の板の間に置いて押入れ側の和室を寝室にされてるんですか?ハイブリッド部屋の窓側は250cmくらい・・・?160cmの机を置くと残りは90cm幅の本棚を置くと目一杯ですね。クローゼットの扉を開けようと思ったら本棚ではなくカラーボックス1個が限界ですか・・・。
ハイブリッド部屋と廊下の間もやっぱり障子ですか?障子を取っ払ってしまえばまだレイアウトしやすいのかもしれませんが、そうすると暑さ寒さの問題もありますよね。これは本当にレイアウトが難しいです^^;
でも畳で正座しての生活、「座・和の心」ですね^^お母様も毎日ふとんの上げ下ろしって、お元気ですね!
収納マン様、5月だというのに暑いですね。でも全面通路部屋の我が家は(結露知らない)涼しくて快適です。家に入るとホットします。通り抜ける風の気持ちよさに思わず寝入ってしまいます。
今は隣の和室に寝ています。なので別にハイブリッド部屋の畳(窓際)に棚を置いても構わないのですが、窓を塞ぐのがいやで。。。。
使いやすくしようと思ったら、かなりのリフォームが必要なのでしょうね。窓を小さくするとか、全面板張りにするとか。
ラフな格好で授業をする(服が少なくて済む)、物を持ちたくないから家の中で固まっている(新しいことは何もしない、新しい本は買わない–>それって死人?)、というのは本末転倒。持ち物を見直しはしますが、部屋の構造からしていろいろむずかしい、というのが現状です。他所のお宅に比べれば面積的には恵まれているのですが。
日本三毛猫さま
こんにちは^^
ホント、暑いですね~^^;
我が家は2階建てハイツの2階なので夏はサウナのように暑いです。一方でオフィスは戦後すぐに建てられた木造平屋なので涼しく、また日本三毛猫様宅のように家具等がレイアウトしにくいです。そして同じく、スペースを持て余しています。
和室はやっぱり何も置かないのが基本なんでしょうね。モノは極力、押入れに突っ込んでしまって。
あとはまあ、和室の風情を損なわないデザインの収納家具を使うのが良いかもしれません。
こんにちは。
リビングに本棚を置きたいのですが、収納マンさんのおすすめの本棚はありますか?
商品でなくても、高さや、特徴でも教えていただけると嬉しいです。
我が家はマンションで、キッチンがシンク前部分のみオープン、
リビングダイニングキッチンが合体した形です。
全て合わせても広さはあまりなく、テーブルとソファ、テレビ、
など置けばほとんどスペースいっぱいのため、高い家具をあまり置きたくないのですが…
図鑑や辞書、自分の読んでいる本など、家族みんなで本を置けるスペースを作りたいです。
rsmyaaさま
こちらにもお越しくださったのですね!ありがとうございます^^
さーて、これはかなり難しいご相談ですねー。
背の高い書棚を置きたくないということなので、そうすると必然的に置くべき書棚の幅は明らかになってくると思います。
また、スペースが限られているとのことから、書棚を置ける場所はそれほど多くないはずです。
というか、ここという場所はおそらく決まっていて、置ける幅も明らかなのではないでしょうか?
にもかかわらずこのようなご相談をされるというのは、おそらく、置ける置けないの話ではなく、そこに書棚を置くと壁面をすべて埋めてしまってインテリア的に台無しになってしまうことを懸念されているのではないでしょうか?
もうひとつ、図鑑や辞書、自分の読んでいる本などを置きたいということなんですが、これは現在、別の場所にあるものをリビングダイニングに持ってきたいということでしょうか?
既にリビングダイニングにあるなら、書棚は買い足すのではなく買い替えという話になりますものね。
以上の私の推測が正しかったとして話を進めると、まず図鑑や辞書などは、毎日手に取るようなものではないですよね。
そして、たとえば家族で食事中に話題に上がったことを調べるとか、リビングでくつろいでいるときに開きたいということなんだと思います。
つまり、使用頻度は低い。そして、使うモノは使う場所に置くという原則に従うことが重要です。
なので、たとえばダイニングセットの近くにカウンター状の書棚を置くとか、テレビボード(壁面収納)に収納するという方法が考えられます。
背の高い家具はNGということですが、幅40~45cmで高さ180cm程度の白い書棚を壁に同化させるように置くというのも私は良いと思います。
背の高い書棚なら、下の方はお子さんの本、上の方は親の本という風に、使い分けることができます。
【参考】背の高い家具は圧迫感が強い!?インテリアの常識を覆す収納レイアウト&カラーコーディネート術
背の低い家具ばかり並べてしまうと、壁も床も占領されてしまって狭く見えます。
なので、背の高い家具もうまく活用するのがオススメです。
ただし、地震対策はしっかりと考えたいものです。
【参考】
・賃貸の地震対策にオススメ!北川工業「スーパータックフィット」
・【書棚の地震対策】傾斜棚のように本の飛び出しを防げる!3Mの落下抑制テープ
また、今後お引越しのご予定などないようでしたら、家具は買い足すのではなく買い替える方向で検討されるのも良いでしょう。
リビング側に置く場合、テレビボードを壁面収納にしてリビングダイニングのモノをそこに一元収納するという方法も考えられます。
壁面収納と言うと数十万円のものをイメージしがちですが、たとえば無印良品のユニットシェルフを連結して設置するというのも方法のひとつです。
ちなみに、rsmyaaさんが今お読みの本は毎日手に取るからと言って図鑑などと別の場所に収納する必要はありません。
原則はやはり一元収納です。
また、rsmyaaさんは収納のことを意識されているので多少離れた場所でもちゃんと片づけるでしょうけど、お子さんたちはそうでない可能性がありますからね。
以上、ご参考になれば幸いです^^
ご返信ありがとうございます。
実はこちらのサイトで先に収納マンさんを知りました(^^)。
こんなに詳しく色々なメーカーの収納品を紹介している人がいるのかと驚きました。
そうですね…たしかにおける場所も限られています。
カウンター下などはL字型にぐるっと空いているので、そのスペースは使用できると
考えていましたが、高さのある収納であればスペースはタテに取れるので、その分
コンパクトにできますね。
白い棚で壁に同化させるのは圧迫感がなくとてもよいと思ったのですが、
引っ越し予定もないため、他の家具と併せて考えるのがおっしゃっていただいた通り大事なんですね。
我が家テレビボードはテレビだけスリムなのに、テレビ台はアナログの時のコーナー型を使用しているので、無駄にスペースを取っていると気が付きました…;
壁面収納+テレビボードのような家具なども、今まではあまり目にとめていませんでしたが、
一元収納にもできるので今後はそういった家具も視野にいれてお店などでも家具を見ていこうと思います(^^)。
いつも的確なアドバイスありがとうございます。
rsmyaaさま
そうだったんですね!
先にここに来てから学習机の方にも…いずれにせよ、ありがとうございます^^
私が色んなメーカーの収納グッズを紹介しているのは、これまでお伺いしたクライアントの多くが近所のホームセンターなどで何気なく収納グッズを買ってしまっているということが多かったからです。
最近はまずないと思いますけど、以前はクローゼットに洋服を収めるのに押入れ用の衣装ケースを買ってしまうという方も決して少なくありませんでした。
そんなわけで、こちらで普段から色んな収納グッズをご覧いただいたら、衝動買いして失敗することもないかなーなんて考えた次第です。
それはさておき、カウンター下というのはおそらくキッチンとダイニングを隔てているところのことだと思います。
もしそこにダイニングセットを置いていないのであればそこを活用するというのは有効なのですが、ダイニングセットがあると手が届きにくくて収納スペースのはずが死蔵スペースになりがちです。
また、薄型の収納家具を置けば文庫本くらいしか入らず、A4サイズも収まる奥行にすればダイニングテーブルと窓のすき間がかなり狭くなってしまい、部屋の端に行きづらくなってしまったりすることもあります。
現在は薄型テレビなのにコーナーテレビ台を使っておられるのでしたら、ちょうど良い買い替えのタイミングなのかもしれませんね。
テレビはリビングの顔ですから、置き方が変わるだけでもかなり雰囲気が変わります。
収納スペースも十分確保しつつ、圧迫感が少ない置き方を見つけることができるのではないでしょうか。
壁面収納も様々なものがありますから、是非あちこち見て回ってください^^