近年は大手の家具チェーン店だけでなく、中堅の家具チェーン店でもオリジナル商品を増やす傾向にあります。その理由は、競合店対策という側面もありますが、利益率のアップが大きなウエイトを占めています。
逆に言うと、消費者にメリットはありません。特に以前は市販品を劣化コピーしたようなオリジナル商品が多かった印象です。ただ、それではダメだということにようやく気付いたようで、オリジナル商品でも魅力的な商品が増えてきています。
今回ご紹介する商品もその一例です。群馬県を中心に6店舗を展開する家具のホンダのオリジナル商品を紹介したいと思います。
家具のホンダ/コートハンガー

今回ご紹介するのは、家具のホンダのオリジナル商品「コートハンガー 58-hond-011」です。ロングコートが掛けられる高さのハンガーラックですね。
パッケージは3段カラーボックスが届いたのかと思うほどコンパクト。重量も3段カラーボックスの半分くらいに感じます。
なお、こちらは幅60cmタイプですが、ほかに88cmタイプと108cmタイプがあります。ホワイト色に加え、ブラック色もあります。
組立開始!

それでは早速、組み立ててみましょう。まずは土台にアジャスターを挿し込んでから、逆T字型の支柱下部を側面からボルトで留めます。
支柱下部を取り付ける際は、上部の4つのネジ穴が内側を向くようにセットする必要があります。
あっという間に完成!

あとは支柱上部を挿し込み、ハンガーバーをボルトで留め、最後に土台の上に棚板を置けば完成です。
完成まで5分も掛かりません。本当にあっという間に完成してしまいます。
思ったほどグラつかない

とは言え、こんなにシンプルな形状だとグラグラだろうなーと思っていました。ところが、思ったほど揺れません。スチールパイプのしなり程度で、個人的には許容範囲だと感じます。
なお、耐荷重は30kgとなっています(幅60cmと幅88cmの場合。幅108cmは37.5kg)
高さ4段階で調節可能

ハンガーバーの高さは最大150cmから最小120cmまで、10cm刻みで4段階で調節することができます(上方突起部を含めた全高は152~122cm)。
スプリングボタンで高さ調節

このコートハンガーはスプリングボタンを押して任意の穴に合わせることで高さ調節します。なので、洋服の重みでガシャンッとハンガーバーが落ちる心配がありません。
一方で、一段ずつ上または下に調節する必要があるため、ちょっと手間取ります。指を挟まないようにご注意ください。
土台下にはアジャスター付き

土台の下にはアジャスターが付いているので、床の不陸を解消することができます。
ちなみに、土台の上のMDF合板はエンボスの掛かった木目調となっています。表面材はプリント紙ですが、アッシュの突板みたいな質感です。
大きめのフック付き

支柱の片方には大きなフックがひとつ付いており、バッグなどを掛けるのに便利です。このフックは支柱に溶接されているため、高さを調節することはできません。
なお、フックやパイプはツヤ消しの粉体樹脂塗装で仕上げられています。
上部の突起にも引っ掛けられる

支柱の上端はハンガーバーよりも上に飛び出しているため、ここに帽子などを掛けることもできます。端部には樹脂製のキャップが付いています。
コートなどを掛けてみた

高さ150cmの状態でコートとジャケット、バッグを掛けてみました。シンプルなデザインなのでとても良い感じに見えます。
引出式衣装ケースを置くのに最適

こちらのコートハンガーの土台はフラットなので、引出式衣装ケースを置きやすいです。
ちなみに、上写真は無印良品の「ポリプロピレン小物収納ケース・大」(幅260×奥行370×高さ175mm)を4つ並べた状態。支柱間は560mm、棚板の奥行は380mmなので、ちょうど良い感じです。
キャスター付スリムハンガーとの比較

以前に紹介したドウシシャの「キャスター付スリムハンガーS(CSH-60)」が手元にあるので、これと比較してみたいと思います。
キャスター付スリムハンガーは上部パイプを取り外すことで高さを2段階に調節できます。ハンガーバーの高さをもっとも高い状態にした家具のホンダのコートハンガーよりも高く、もっとも低くした状態よりも低いです。一方で、家具のホンダのコートハンガーのように10cm刻みで調節することはできません。
引出式衣装ケースを置くと不安定

キャスター付スリムハンガーも土台に引出式衣装ケースを置くことはできます。ただし、2本のパイプの上に乗せるかたちになるので、ちょっとズレるとガタンと落ちてしまいます。
引出式衣装ケースと併用するなら、家具のホンダのコートハンガーのほうが使いやすいと思います。
以上の通り、家具のホンダのコートハンガーは組み立てが簡単なうえに、見た目がシンプルでスタイリッシュです。また、ハンガーパイプの高さを4段階で調節することができ、従来のキャスター付きハンガーラックのように洋服の重みでハンガーバーが落ちる心配もありません。
おまけに、耐荷重は30kgと丈夫。フックも付いていますし、引出式衣装ケースとの相性も良いです。キャスターは付いていませんが、幅60cmタイプなら重量は5.4kgと軽いので移動はしやすいはずです。
このように非の打ちどころのないコートハンガーが、幅60cmタイプで税込2,999円から(ブラック色の場合)。キャスター付スリムハンガーと比較すると高価ではありますが、手頃な価格ということもあって割高には感じません。むしろ、デザインが近いヤマソロのハンガーラックよりも割安で、個人的にはアリなんじゃないかなと思います。
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