最近気づいたのですが、私はフックマニアなのかもしれません。100円ショップやホームセンターに行くと、フックの売場に滞在している時間がやたらと長いのです(苦笑)
大きい収納ラックって、かさ張るし、サイズを確認しないといけないし、金額も大きくなりがちなので、なかなか導入に踏み切れないじゃないですか。でも、フックならお手軽です。しかも、フックを使って壁に掛ければ、テーブルの上に放置していたモノを簡単に撤去でき、しかもしまい込んでしまうのと違って視認性が高いです。
つまり、フックにはロマンがあるんです!「これさえあれば私でもちょっと片づけが進みそう♡」と淡い期待を抱いてしまうと言いますか。おまけに、収納ボックスは基本的にかさ張りますが、フックなら引出しに放り込んでおけてしまうという…。まさに魔性の収納グッズですよね(苦笑)
ともあれ、そんなフックマニアの収納マンがセリアで新しいフックを発見しました!
※この記事は2020年12月15日時点の情報に基づいています
だいゆう・フックを見せずに壁にスッキリ収納できる両面テープフック
JANコード | 4571336080944 |
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サイズ | 16×30×7mm |
耐荷重 | 約800g |
材質 | 本体:PP樹脂 テープ:ポリエチレン(日本製) |
製造国 | 中国 |
税込価格 | 110円 |
このたびセリアで発見した新商品は、貼って剥がせるフィルムフックでおなじみの「だいゆう」の商品。「フックを見せずに壁にスッキリ収納できる両面テープフック」という商品名の粘着式フックです。
パッケージ写真の通り、基本的にはエアコンや照明器具のリモコンを壁面に掛けるためのフックと思われます。同様のものはamazonでもいくつか販売されていますが、こちらは2個セットで税込110円ですからコスパが良いですね。
しかし、商品名が無駄に長い割りにどうも的を得ません。もっと端的に「粘着式リモコン用フック」などとしたほうが良かったのではないかと思います。
壁側がメスという構造
amazonで販売されている同様のリモコンホルダーはメス(リング)が壁側でオス(フック)がリモコン側になっているものとその逆のものがありますが、こちらは前者と同じ構造です。「フック」というなら逆じゃないかと思ったりもするんですけど、何かメリットでもあるのでしょうか。
なお、雌雄は程良いフィット感ではありますが、多少手荒にリモコンを外したり戻したりしても大丈夫なようにもう少しゆとりがあっても良かったように思います。他方で、ゆとりがあるとリモコンが傾いてしまうということもあるのでしょう。そう考えると、妥当な設計だと思ったりもします。
なぜ石膏ボード壁用にしてくれなかった!
多くの人がリモコンを壁に掛けたいと思っても具体的な解決策が乏しい現状、このフックはとてもありがたい存在です。しかし、両面テープだと取り付けられるところは限られてしまいます。ハッキリ言って、粘着式フックが取り付けできるような場所があれば、端からリモコンを掛ける場所に困っていません。
どうして日本の一般的な住宅に合わせて石膏ボード壁に対応してくれなかったのでしょうか。中国で既に生産されていたものを日本に持ち込んだだけと言ってしまえば身も蓋もありませんが、もし石膏ボード壁用であればもっと多くの人を喜ばせることができたはずです。
そこで、マスキングテープを併用することで石膏ボード壁でもこのフックが使えるようにならないか、実験してみることにしました。
マステでリモコンを壁に引っ掛ける方法
カモ井のマステを大きめに貼る
今回もいつものようにカモ井加工紙のマスキングテープを使用します。小さめに貼って目立たないようにしたいところですが、広い面のほうがシッカリ付くので、今回はリモコンと同じくらいの大きさで貼ります。
マステとリモコンにフックを貼り付ける
壁に貼ったマスキングテープの中央付近とリモコンの裏面上部にフックを貼ります。
なお、このフックの両面テープは日本製で耐荷重は約800g。こちらのリモコンは電池を含めて約120gなので、耐荷重の範囲内のはずです。
ちなみに、リモコンの裏面は必ずしも平らとは限りません。粘着式フックを貼り付ける適当なスペースがない場合もあるので、あらかじめお手持ちのリモコンの形状をよくご確認ください。
まったく問題なし!
一般的に粘着式フックは貼り付けてから半日から丸一日放置することが推奨されるのですが、こちらの商品にはそのような記載はありません。おそらく、粘着テープについての知見が不足しているだけと思われるものの、今回はそのままリモコンを掛けてみました。
その結果、丸一日経っても落ちることはありませんでした。マスキングテープを壁に貼ったうえで両面テープフックを使うことで、石膏ボード壁にリモコンを掛けることに成功したと言って良いでしょう。
いやはや、リモコンが100~200gと程度と軽いこともありますが、意外といけるもんですねー。この方法を使えば、リモコンだけでなく鍵やペンポケットなども簡単に壁に掛けることができそうです。
でも最初からホッチキスで固定できるようになっていればもっと良かった。既にホッチキスで取り付けできる「つっぱり補助板」を販売している小久保工業所あたりにはビジネスチャンスかと思いますがいかがでしょうか?
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