引出しの開閉がとてもスムーズなだけでなく、サイズバリエーションが豊富な天馬の「フィッツユニットケース」。我が家では上写真のようにウォークインクローゼットの足元にズラッと並べて使っています。
フィッツユニットケースのクローゼット用(奥行55cm)は幅35cm、40cm、45cmの3サイズが用意されています。我が家のウォークインクローゼットは壁面が2850mmあるので、幅40cmを6つと幅45cmを1つ置けばピッタリです。もしくは、幅35cmを3つ、幅45cmを4つという組み合わせなどもできます。
しかしながら、私は幅45cmで統一しました。今回はその理由を紹介したうえで、それ以外のサイズを選んだほうが良いケースについて説明したいと思います。
※この記事は2023年12月28日時点の情報に基づいています
収納グッズは人→モノ→場所の順で選ぶ
引出式衣装ケースに限らず、収納グッズを選ぶ際は、人→モノ→場所の順で選ぶのが鉄則です。「ここに○○cmのスペースがある→何を置こうかな→なんか使いにくいな…」という風にならないように、自分や家族がモノを出し入れしやすいことを第一に考え、そのモノに合ったサイズの収納グッズを検討し、最後にできるだけスペースに無駄がないように配慮するというプロセスで選ぶことが大切です。
我が家のウォークインクローゼットの場合、洋服を掛けた下のスペースに畳んだ洋服を収納するなら、引出しではなく棚に洋服を並べるという方法もあったと思います。しかしながら、私のようなズボラ者でも出し入れしやすいようにしようと思ったら、やっぱり引出しです。引出しに収めたほうが 畳んだ洋服が崩れにくいうえ、たくさん収納できるというメリットもあります。
洋服の幅に合わせて幅をチョイス
次に考えるのはモノに合わせるということです。今回の場合はTシャツや長袖シャツ。私の場合、縦に3つ折りにするとだいたい180mm前後になるので、幅内寸365mmのフィッツユニットケース幅45cmサイズがちょうど良いということになります。
幅40cmが合うケース
同じように縦に3つで畳んで2列に細身の女性のシャツを収納するなら、幅40cm(幅内寸315mm)のフィッツユニットケースが良いと思います。
ただ、私の家族の場合、小柄なのは妻だけ。あとはみな同じような大きさの洋服なので、引出しのサイズは幅45cmに統一して共有しやすくしました。
幅35cmが合うケース
男性でXLサイズ以上のシャツを着る方や、カッターシャツを畳んで収納したい方などは、幅35cm(幅内寸265mm)のフィッツユニットケースが良いと思います。
なお、シャツなどを畳んだ後のサイズは畳み方によって異なります。並べる向きを奥行方向ではなく幅方向とすることで調整することもできます。今回の話はあくまで我が家の場合を基準とした話に過ぎないことをご理解ください。
フィッツプラスなら幅65cmで3列
ちなみに、フィッツプラスで言うと、幅65cmサイズの内寸幅が570mmなので、紳士LサイズのTシャツを3つ折りに畳んで3列で収納できるという計算になります。幅75cmの内寸幅は670mmなので、婦人M~LサイズのTシャツが同様に4列、もしくは紳士XLサイズが3列という計算が妥当と思われます。
以上の通り、我が家が幅45cmのフィッツユニットケースを選んだ理由は、家族が洋服を出し入れしやすく、洋服のサイズに合わせやすい大きさだったからです。設置スペースに合わせていたらこのサイズのチョイスはありません。
実際のところ、洋服と一言で言っても家族によってサイズが異なるうえ、下着や厚手のセーターなども有りますし、タオルなどを収納することもあるでしょう。なので、すべてのモノに合う引出しのサイズというのはありません。最大公約数で考える必要があると思います。
ともあれ、もし設置スペースに合わせることを第一に考えている方がいらっしゃったら、こういう考え方もあるということで参考になれば幸いです。
コメント