カインズホームの「Carico(キャリコ)」と言えば、フラップ扉付きのスタックボックスのブームの火付け役となったアイテムです。ただ、より優れた類似品が続々と発売されたため、耐久性が低いキャリコを選ぶ理由はほとんどなくなってしまっていました。
そんな中、キャリコに強力なラインナップが追加されました。米びつの「Riso(リソ)」と根菜保存ボックスの「Vege(ベジ)」です。
※この記事は2016年11月9日時点の情報に基づいています(2023年8月12日一部更新)
キャリコ・リソ
米びつと言うと、昔はいわゆるハイザー、最近は家具などのすき間に置くスチール製のタイプか、上から出し入れするポリプロピレン製のボックスが主流となっています。いずれの場合も米びつ単体の商品で、キャリコ・リソのように既存のラインナップに組み込まれたものは皆無です。
キャリコ・リソはキャリコのSサイズと同サイズなので、それと積み重ねて使うことができます。また、後ほど紹介するキャリコ・ベジを積み重ねることも可能です。
幅は220mmですから家具のすき間に置くにもちょうど良いサイズですし、奥行き385mmなのでオープンラックの上に置いて使うのも良し。また、容量は6kgですから残り1kg程度となったときに5kgの米を追加するのにちょうど良いサイズと言えます(※以下に追記)。すき間に置いても、オープンラックに乗せても、米袋の大きさを考えても、ジャストフィットなサイズというわけです。
さらに、耐久性の低いキャリコも、小型のSサイズならほとんど問題ありません。キャスター(コロ)付きなので移動もしやすくて良いですね。
米びつの置き場所には困ることが多いので、これは非常に強力なラインナップを得たと言えるでしょう。
キャリコ・ベジ
キャリコ・ベジは、キャリコのSサイズを改良して、根菜類の保存に適した構造となっています。フタや側面にスリットを入れて、通気を良くしているんですね。
これもやはり、強度面で心配の少ないサイズですし、置き場所に困りがちな根菜類の収納場所を確保するのに役立ちそうです。
なお、前述のキャリコ・リソも同様ですが、最大3段まで積み重ね可能なので、3段重ねると高さ900mmあまり。お米に根菜類、その他の食品のストックなどをひとまとめに収納できるというのは便利ですし、価格も手頃で良いと思います。
完全にオワコンだと思っていたキャリコにまさかこんな使い方があるとは思ってもみませんでした。米びつも根菜類も置き場所に困りがちなので、リソとベジがあるだけでもキャリコを選ぶ価値がありそうです。
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